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ダイハツ、電動パーキングブレーキの不具合で計33万9883台リコール 「タフト」「タント」「トール」「ロッキー」「シフォン」「ジャスティ」「ルーミー」「ライズ」の8車種

2023年1月19日 発表

 ダイハツ工業は1月19日、電動パーキングブレーキアクチュエータに不具合があるとして、「タフト」「タント」「トール」「ロッキー」、スバルに供給する「シフォン」「ジャスティ」、トヨタに供給する「ルーミー」「ライズ」の8車種、計33万9883台のリコールを国土交通省に届け出た。

 不具合は、電動パーキングブレーキを制御するコンピュータのブレーキ解除時のプログラムが不適切なため、ブレーキケーブルの戻し量が不足する場合がある。そのため、そのままの状態で使用を繰り返すと、やがてブレーキケーブルの作動域から逸脱するため、パーキングブレーキ作動時に異常を検出して警告灯が点灯し、最悪の場合では、パーキングブレーキが解除できなくなるおそれがある。

 改善措置として、全車両、電動パーキングブレーキアクチュエータ内の制御コンピュータのプログラムを修正する。

 対象となる車両の製作期間は2020年5月29日~2022年8月26日で、不具合の件数は401件、事故は発生していない。