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日産の軽EV「サクラ」と三菱の軽EV「eKクロスEV」がJNCAP最高評価「ファイブスター賞」獲得

2023年1月24日 発表

日産の軽EVサクラ

 国土交通省とNASVA(自動車事故対策機構)は1月24日、自動車アセスメント(JNCAP)で“衝突安全性能”と“予防安全性能”などを統合して評価する総合評価「自動車安全性能2022」の第8弾として、日産自動車の軽EV(電気自動車)の「サクラ」および三菱自動車の「eKクロス EV」が、最高評価となるファイブスター賞を獲得したと発表した。

 サクラは衝突安全で88.31点(100点満点)、予防安全で88.62点(91点満点)、事故自動緊急通報装置で8点(8点満点)、総合評価184.92点(199点満点)を獲得。衝突安全性能と予防安全性能において最高ランク「Aランク」であり、事故自動緊急通報装置を搭載した車種として、自動車安全性能2022ファイブスター賞を獲得。

自動車安全性能2022試験映像:日産 サクラ(3分49秒)
サクラの評価結果
三菱自動車のeKクロス EV

 また、eKクロス EVは衝突安全で88.31点(100点満点)、予防安全で85.74点(91点満点)、事故自動緊急通報装置で8点(8点満点)、総合評価182.04点(199点満点)を獲得。衝突安全性能と予防安全性能において最高ランク「Aランク」であり、事故自動緊急通報装置を搭載した車種として、自動車安全性能2022ファイブスター賞を獲得した。

自動車安全性能2022試験映像:三菱 eKクロス EV(3分50秒)
eKクロス EVの評価結果

 国交省とNASVAが実施する「自動車アセスメント」は、ユーザーが安全性の高い自動車を選択しやすい環境を整備するとともに、メーカーに対してより安全な製品の開発を促すため、毎年、販売台数の多い車両を中心に、自動車の安全性能に関するさまざまな評価試験を行ない、結果を公表している。また、これまで評価結果の公表は年2回とりまとめて行なっていたが、2021年度からはユーザーにより迅速に情報を届けるため、評価結果が確定した車種から順次公表している。