スズキ、軽商用EVを2023年度投入へ 2030年度までに日本市場にEV6モデル展開

日本ではバッテリEVを2023年度より投入。2030年度までの計画として6モデルが投入され、バッテリEV比率は20％と計画

　スズキは1月26日、2030年度に向けた成長戦略を発表。その中で、4輪車のBEV（バッテリ電気自動車）投入計画が公表され、日本では2023年度に軽商用BEVを投入することを明らかにした。

　日本市場においては、軽商用BEVの投入を皮切りに、小型SUV・軽乗用などの投入も予定し、2030年度までにBEVを6モデル展開。また、BEV投入と併せて軽自動車や小型車向けに新型ハイブリッドを開発し、多くの選択肢を提供していくとしている。

　日本市場のほか、欧州市場では2024年度よりBEVを投入し、SUV・Bセグメントなどに広げていき、2030年度までに5モデルを展開。欧州各国の環境規制やユーザーニーズに合わせて柔軟に対応していくとしている。インド市場では「Auto Expo 2023」で発表したBEVを2024年度に投入し、2030年度までに6モデルを展開。

　スズキはBEVだけではなく、ハイブリッド車・CNG・バイオガス・エタノール配合の燃料などを使用したカーボンニュートラルな内燃機関車も継続的に投入してくとしている。

欧州では2024年度よりBEVが投入され、2030年度までに5モデル、BEV比率80％、

インドでは2024年度よりBEVが投入され、2030年度までに6モデル、BEV比率15％を計画