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トヨタ佐藤新社長、富士スピードウェイのK4-GPでダイハツD-SPORTチームを激励

4月1日からトヨタ自動車の社長に就任する佐藤恒治氏(左)と、ラリージャパンにおいてコペンGRスポーツでクラス優勝を果たしたD-SPORT Racing Teamのドライバー相原泰祐氏(右)

モータースポーツをもっともっと広げたい

 ダイハツ工業とSPKがともに、モータースポーツ普及のために活動しているD-SPORT Racing Teamが参加している軽自動車の耐久レース「K4-GP FUJI 7時間耐久レース」の会場(富士スピードウェイ)に、4月1日からトヨタ自動車の新社長に就任する佐藤恒治氏が現われた。佐藤氏が1月26日の社長就任発表後、公の場所に表れるのは初となる。

 佐藤氏に話を聞くとK4-GPを見るのは初めてとのことで、「台数が多くてびっくりしました。でも、モータースポーツをもっともっと広げるためには、コストがあまりかからず楽めるものが必要。ちょっとやってみたいけどいきなり本格的なレースは怖いし、ずっと走行会で走っているのもなぁって人に、参加しやすいモータースポーツの場があるといいですよね。今日はそういった視点で、D-SPORTチームの応援と合わせて、勉強しにきました。山野哲也選手や、ホンダの野尻選手もいたり、すごく幅広いクルマ好きが参加していて雰囲気がいいですね」と感想を語ってくれた。

 ここで何かヒントを得て、今後の活動に役立てたいとのことだった。

突然富士スピードウェイに登場した佐藤恒治氏
D-SPORTのジャンバーを手渡され、早速腕を通す佐藤氏。「今日はD-SPORTチームの一員です」と終始笑顔だった
D-SPORT Racing Teamとの記念撮影
突然コース上に佐藤氏が現われたため人だかりができていた
D-SPORTチームのドライバー相原氏から車両の説明を受ける佐藤氏