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ホンハイ、関潤氏をEV事業の最高戦略責任者に任命

2022年1月30日(現地時間) 発表

関潤氏(参考写真)

 台湾のホンハイ・グループのフォックスコン(FOXCONN)は1月30日(現地時間)、EV(電気自動車)事業の最高戦略責任者に日産自動車出身で日本電産の元社長である関潤氏を2月1日付で任命したことを明らかにした。

 関氏は1986年に日産に入社。仏ルノー傘下となった日産の再生に尽力し、2014年〜2018年には東風汽車の社長を務め、中国での事業を指揮。その後、移籍した日本電産では社長を務めていた。

 EV事業の最高戦略責任者に就任する関氏は、日本の自動車産業とグローバルなEVサプライチェーンにおける経営経験を活かして、グループのEVリソースの統合とアジア、中東、南北アメリカでの開発を支援。ホンハイ会長兼CEOのYoung Liu氏にレポートする役割を担うとしている。