横浜ゴムは2月10日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格について、夏用タイヤ、オールシーズンタイヤ、チューブ・フラップを4月1日から、冬用タイヤを8月1日から値上げすると発表した。改定率は商品によって異なり、平均7%となっている。
近年、タイヤ原材料価格に加え生産・供給に関わるエネルギー費などが高い水準で推移し続けており、横浜ゴムでは生産性向上や物流の効率化、全社的な省エネルギー活動などでコスト削減策に努めてきたが、企業努力のみで全てを吸収することは困難であると判断し、今回値上げすることを決定したという。