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ホンダ、自動運転EV作業車「Autonomous Work Vehicle」の3代目プロトタイプ公開
2023年3月7日 12:41
- 2023年3月6日(現地時間) 発表
本田技研工業の米国現地法人アメリカン・ホンダモーターは3月6日(現地時間)、プラットフォーム型自律移動モビリティの実験用車両「Honda Autonomous Work Vehicle(ホンダ オートノマス ワーク ビークル、以下Honda AWV)」の3代目プロトタイプを、3月14日~18日に米国ラスベガスで行なわれる建設機械の見本市「CONEXPO-CON/AGG 2023」で公開すると発表した。
Honda AWVは、CES 2018に出展したプラットフォーム型ロボティクスデバイス「3E-D18」のコンセプトを基に開発された頑丈で耐久性の高い電動モビリティ。アタッチメントやツールの追加で、運搬をはじめ、さまざまな作業に活用できるプラットフォームを採用しているほか、GPSによる位置情報、レーダーやライダーによる障害物検知機能、その他のセンサー類を駆使して、自動走行が可能となっている。
2021年には、Honda AWVの2代目プロトタイプを用いて米国南西部の大規模太陽光発電所の建設現場で実走行テストを実施していて、今回公開するのは、こうしたテストを通じて得た知見を踏まえ、各性能を向上させた3代目プロトタイプとなる。
3代目プロトタイプの主な特徴(2代目プロトタイプからの変化点)は下記のとおり。
・880ポンド(400kg)から2000ポンド(907kg)へ積載量を拡大
・GNSSサービスが弱い場所や利用できない場所でのナビゲーションを改善
・タブレット端末ベースのシンプルなプログラミングインターフェース
・道路上に停止している障害物に対する回避機能の強化