ニュース

三菱自動車、新たな軽乗用車投入を予告 新中期経営計画「Challenge 2025」でグローバル16車種を今後5年間に投入

2023年3月10日 発表

三菱自動車が新たな軽乗用車投入を予告

 三菱自動車工業は3月10日、2025年度までの新中期経営計画「Challenge 2025」を発表。同計画では、今後5年間でグローバルで16車種(電動車9車種を含む)が投入されるとし、その中に新たな軽乗用車の投入が計画されていることが明かされた。

 グローバル16車種の内訳は、電動化モデルでは「ASX」「コルト」のほか、BEVモデルをアライアンス向けを含めて4モデル、HEVモデルを3モデルの、計9車種を展開。内燃機関モデルでは、「XFC コンセプト」や、新型軽自動車「デリカミニ」とそれに続く軽乗用車モデルなど、計7車種の投入が予告された。

グローバルに投入する16車種
アライアンス向けBEVとして公開されたモデルの1台は、軽自動車のように見える

 新たな中期経営計画については、アセアン・オセアニアに経営資源を集中して台数・シェア・収益を拡大、2025年度に販売台数110万台、営業利益2200億円(営業利益率7%)を目標に掲げるなど、これまで行なってきた構造改革による経営体質を基盤に、地域戦略の「選択と集中」と、全社で取り組んでいる「手取り改善活動」を継続したうえで安定的な収益基盤の確立を目指すとしている。

 また、環境ターゲット2030をアップデートして、2030年度に電動車販売比率50%、2035年度に100%とする目標を定めた。

成長ドライバーレバレッジ地域における商品投入
商品投入スケジュール
地域戦略