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MINI、限定1969台の最終モデル「クラブマン ファイナルエディション」 専用色シマーカッパーで着飾る

2023年3月22日(現地時間) 発表

 BMWは3月22日(現地時間)、MINIのロングホイールモデル「クラブマン」の最終モデルとなる「ファイナルエディション」を発表した。1969年に誕生したことに紐づき1969台限定となっている。

 初代クラブマンは1969年にロングホイールベースのステーションワゴンとして誕生。2007年に第2世代のクラブマンへと進化。2015年には第3世代モデルとなり、全長4.25mとさらに大きくなり、長いホイールベースと観音開きのリアハッチと、最大1250Lのラゲッジルーム容量によって、広々とした快適な空間を確保した。

クラブマン ファイナルエディション
クラブマンの大きな特徴の1つが観音開きのリアハッチ

 特別仕様車のファイナルエディションは、ナヌークホワイト、エニグマティックブラック、メルティングシルバーの3色のボディカラーが設定され、グレードはクーパーおよびクーパーSが用意される。ラジエーターグリルやサイドスカットルなどには、シマーカッパー(光沢のある銅)色にすることで、カリスマ的なディテールに仕上がっている。

 また、2トーンデザインの18インチアルミホイールも、スポーク部を同じ銅色で着色して上品な煌めきと深みを付与しているほか、サイドドアの下部やボンネットとリアハッチの右側には、3本の細いラインをあしらっている。さらに、Cピラーには「1 of 1969」とシリアルナンバーが配されている。

シーマカッパー色に縁どられたフロントグリル。ボンネットには細いラインも入る
ボディサイドに入る3本ラインもシーマカッパー色
リアハッチにはFinal Editionの文字が入る
ホイールのスポーク部にも銅色を採用
Cピラーにあしらわれている「1 of 1969」のバッヂ
サイドスカットルにも1969とFinal Editionの文字が入る

 インテリアは、インストルメントパネルからダッシュボードトリムまでは、ダークカラーを採用しマットな輝きを放つセージグリーンダークカラーとエディション専用のシマーカッパー色のトリムストリップで縁取り。

 また、ドアシルトリムやレザーステアリングに「Final Edition」の文字が入り、限定特別仕様車を強調。ダークマルーン色レザースポーツシートにも、エディション専用バッヂが備えられているほか、助手席側のトリム上にも「1 of 1969」のバッヂが配され、フロアマットにも同じデザインのバッヂが添えられている。

専用カラーが配されるインテリア
助手席前のトリムにある「1 of 1969」のバッヂ
フロアマットにも「1 of 1969」のバッヂがあしらわれる
ステアリングにはFinal Editionの文字
ドアシルトリムにもFinal Editionの文字
シートのサイドにもFinal Editionが押印されたレザーのバッヂ
後部席のドアシルトリムにも1969の文字が入る