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国交省、2022年の自動車燃費ランキングベスト10発表 普通・小型自動車部門は「ヤリス」、軽自動車は「アルト」「キャロル」が首位に

2023年3月31日 発表

トヨタ「ヤリス」

 国土交通省は3月31日、2022年末時点で新車として販売されている自動車の「自動車燃費一覧」を新たに公表するとともに、燃費のよい乗用車ベスト10を発表。2022年のランキングで最も燃費のよい乗用車は、普通・小型自動車では「ヤリス」(トヨタ自動車)、軽自動車では「アルト」(スズキ)と「キャロル」(マツダ)となった。

 国交省では、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費のよい乗用車を発表している。

 2022年は、2021年のランキングと比較すると、普通・小型自動車部門のトップ10ではトヨタ「シエンタ」が28.8km/Lで10位にランクイン、「カローラ」30.2km/L、「カローラ スポ-ツ」30.0km/L、「カロ-ラ ツ-リング」29.5km/Lを中心に、5位以下でランキングが動いた。軽自動車部門のトップ10については、2021年ランキングと変わらず。

普通・小型自動車部門(WLTCモード燃費値)

1位:トヨタ「ヤリス」36.0km/L
2位:トヨタ「アクア」35.8km/L
3位:トヨタ「プリウス」32.1km/L
4位:トヨタ「ヤリス クロス」30.8km/L
5位:トヨタ「カローラ」30.2km/L
5位:ホンダ「フィット」30.2km/L
7位:トヨタ「カローラ スポ-ツ」30.0km/L
8位:トヨタ「カロ-ラ ツ-リング」29.5km/L
8位:ニッサン「ノ-ト」29.5km/L
10位:トヨタ「シエンタ」28.8km/L

軽自動車部門(WLTCモード燃費値)

スズキ「アルト」

1位:スズキ「アルト」27.7km/L
1位:マツダ「キャロル」27.7km/L
3位:スズキ「アルト ラパン」26.2km/L
4位:スズキ「ワゴンR」25.2km/L
4位:マツダ「フレア」25.2km/L
6位:スズキ「ワゴンR スマイル」25.1km/L
7位:スバル「プレオ プラス」25.0km/L
7位:ダイハツ「ミラ イース」25.0km/L
7位:トヨタ「ピクシス エポック」25.0km/L
7位:スズキ「ハスラ-」25.0km/L
7位:マツダ「フレア クロスオ-バ-」25.0km/L

 なお、国交省では、2022年末時点で新車として販売されている自動車の燃費性能等について、メーカー別・車種別に取りまとめ、公式Webサイトに掲載している。

【訂正】4月4日、国土交通省より報道発表資料について訂正がありました。こちらの記事についても内容を訂正させていただきます。