日産、伊藤かずえさんの「シーマ」や「パオ」「フェアレディZ」をAUTOMOBILE COUNCIL 2023に出展

伊藤かずえさんと愛車のシーマ

　日産自動車は、4月14日〜16日の3日間、幕張メッセにて開催される「AUTOMOBILE COUNCIL 2023」に出展。日産ブースでは、既存の価値観にとらわれず、それぞれのスタイルで日産車を愛し続けるオーナーたちの愛車として「パオ」「フェアレディZ」「シーマ」などが展示される。

　会場に展示される「パオ」（1989年式）は、20代のオーナーである小池一博さん、「フェアレディZ Version S」（1998年式）は日産従業員の丹呉いづみさん所有の車両で、「シーマ」（1990年式）は、女優・伊藤かずえさんに30年以上愛用され、2021年にフルレストアを実施した実車が展示される。なお、4月14日には、伊藤さん、小池さん、丹呉さんの3人を交えて、自身の愛車との「Love Story」について語るトークイベントを開催し、YouTubeでの無料生配信が行なわれる。

小池一博さん：2002年生まれ。小学6年生の頃、パイクカーにひと目ぼれして以来憧れ続け、免許取得の半年前にバイト代でパオを購入。以来少しずつ手を加えながら、通勤や買い物などの普段使いから週末のドライブまで、ほぼ毎日使用している

丹呉いづみさん：1995年生まれの28歳。高校生でZ32に一目ぼれし、19歳で免許取得後念願のオーナーとなる。現愛車は保有歴5年目で、現在20万km超でありながらメンテナンスと日常使いを両立させている。日産自動車 入社6年目。国家一級小型自動車整備士免許を取得後、日産自動車の開発エンジニアとして入社する

伊藤かずえさんのシーマ

　そのほかにも、公道での乗車体験実施を意図してフルレストアを進めてきた日産ヘリテージコレクションの「スカイライン2000GT（1970年式）」や、日産の最新EV「サクラ」も展示される。

SKYLINE 2000GT：日産・プリンスの合併を経て1968年（昭和43）年に3代目へとフルモデルチェンジしたC10型スカイラインは、後の「ハコスカ」の愛称でも有名。エッジの効いたスタイリングも特徴で、特にリアフェンダーに走るプレスラインは、メーカー自ら流体力学の枠として訴求し、後に「サーフィンライン」の名前で親しまれた。この車両は、2020年に寄贈された個体をベースに、公道での乗車体験実施を意図してフルレストアを進めてきたもので、AUTOMOBILE COUNCILが初公開

日産「サクラ」

　AUTOMOBILE COUNCILは「クルマを超えて、クルマを愉しむ。CLASSIC MEETS MODERN AND FUTURE」をテーマに、日本国内外の主要自動車メーカー、およびヘリテージカー販売店が一堂に会するモーターショーで、2023年で8回目の開催。

　2023年の日産ブースは、12月に日産自動車が創立90周年を迎えるのを機に、ユーザーやファンへの感謝を込め、「Love Stories with NISSAN – Enjoy your favorite one in everyday life」をテーマとして出展。過去の時代のクルマたちが、現代のオーナーに再発見・再評価され、未来にわたって受け継がれることこそがAUTOMOBILE COUNCILの掲げる「CLASSIC MEETS MODERN AND FUTURE」の究極の姿であり、SDGsにもつながると考え、日産ブースでは、旧車を思い思いのスタイルで受け継ぐユーザーへの共感と感謝を表現しつつ、ユーザーといっしょに、「ヒト」と「クルマ」の相思相愛のストーリーを伝える。

日産自動車90周年ロゴ