エース、マツダのバンパー再生素材を使用したスーツケース「プロテカ マックスパス RI」

マツダのバンパー再生素材を使用したエースのスーツケース「プロテカ マックスパス RI」

　エースは、日本製トラベルバッグブランド「プロテカ」から、マツダのバンパー再生素材を利用したスーツケース「マックスパス RI」を、直営店、オンラインストア、全国の主要百貨店、専門店で4月7日から順次再発売する。価格は4万2900円で、150個の数量限定。

　プロテカ マックスパス RIは、使用済み自動車のバンパーをリサイクルする技術により再生されたポリプロピレン樹脂をスーツケース外装部に、リサイクルポリエステルを内装仕切りとインナーケースに使用。2022年3月に発売し、売り切れにつき販売終了をしていたが、使用済み自動車バンパーの回収目処が立ったことから、再販売が決定した。

使用済み自動車のバンパーをリサイクルして再生されたポリプロピレン樹脂をスーツケース外装部に使用

　サイズは100席以上機内持ち込み可能な50×40×25cm（高さ×幅×奥行き）で、容量は38L、重量は3.5kg。走行時の体感音量を大幅軽減した独自開発の「サイレントキャスター」を採用するとともに、夜間の安全をサポートするため、環境負荷が少ない振動発電LEDライトを搭載している。

振動発電LEDライトを搭載

サイズは100席以上機内持ち込み可能な50×40×25cm（高さ×幅×奥行き）で、容量は38Lを確保

　エースは、恒常的なスーツケースのリサイクル活動や、スーツケース外装部の端材を再生して再利用するなど、資源循環型社会の構築と資源の有効活用促進に向
けた取り組みを続けてきた。今回、資源の有効活用を発展させる取り組みとして、クルマのライフサイクルをとおして環境負荷低減に取り組むマツダと共同で検討を行ない、外装部にバンパー再生素材を100％使用したスーツケースとなるマックスパス RIを開発した。

　なお、マックスパス RIは、長期使用を前提とした3年間無制限の修理保証「プロテカプレミアムケア」の対象製品となるほか、使用後は2010年から実施しているスーツケースのリサイクル活動「エースリサイクルプロジェクト」に参加することでスーツケースをリサイクル可能。また、リサイクル時の負荷を軽減するため、金属パーツを削減できるインジェクション成型を採用している。