マツダ、「MAZDA3」を改良 新色「セラミックメタリック」追加や10.25インチセンターディスプレイ新採用など6月上旬発売へ

MAZDA3 FASTBACK 20S Proactive Touring Selection（2WD車）

　マツダは4月6日、新たな外板色「セラミックメタリック」の追加や10.25インチセンターディスプレイの新採用など商品改良した「MAZDA3」の予約受付を開始した。6月上旬発売予定で、価格は228万8000円～386万6500円。

　今回の商品改良では、機種の特徴に合わせて、ボディタイプやエンジン、オプションを見直し、ユーザーに選びやすい機種体系とした。安全性の向上については、AT誤発進抑制制御やドライバー・モニタリングを進化。利便性、快適性の向上については、「10.25インチセンターディスプレイ」を新採用するとともに、ワイヤレス充電（Qi）、ワイヤレス接続機能（Apple CarPlay対応）、USB-Type C端子（照明付）を追加し、モバイル機器との連携や乗降時の接続操作を低減。コネクティッドサービス領域では、従来の「コンフォートプラン」に加えて、新たに2つの有料プラン「見守りプラン」「リモートエンジンスタート」を追加した。

「MAZDA3」の商品改良概要

10.25インチセンターディスプレイ

　安全装備の新機能として「AT誤発進抑制制御［前進時/後退時］」を進化、従来の「車・壁などの障害物」に加えて、「歩行者（前方）」も検知対象とした。「ドライバー・モニタリング」も進化し、「わき見警報機能」を新たに追加、運転者のわき見を検知すると、画面表示と警報音を用いて運転者に注意を促す。

　新装備や機能の追加として、センターディスプレイは従来の8.8インチから、大型化した10.25インチセンターディスプレイを新採用。Apple CarPlay/Android Auto接続機能（有線）に加えて、ワイヤレス接続機能（Apple CarPlay対応）を追加。ワイヤレス充電（Qi）、USB-Type C端子（照明付）も追加される。

　コネクティッドサービスの提供機能拡充され、従来の「コンフォートプラン」に加えて、新たに2つの有料プラン「見守りプラン」「リモートエンジンスタート」を追加、「CX-60」向けに提供していたプランやサービスを新たに「MAZDA3」でも利用可能とした。

「見守りプラン」で提供される「マツダマイカーケア」では、車両へのいたずらや盗難が発生した時、警備会社からガードマンを派遣、車両の状態確認・監視を行なう（バーグラアラームを車載通信機搭載グレードに標準設定）とともに、「ドライバーケア」で任意でクルマの速度や運転時間、走行エリアを「MyMazda」アプリに設定しておくことで、設定した条件になると「MyMazda」アプリにアラートを届ける。また、「リモートエンジンスタート」では、「MyMazda」アプリを利用し、クルマから離れていてもエンジンのON/OFF操作が可能、クルマの空調システムと連携し、走行開始時の視界確保や快適な車内温度の確保に貢献する。