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Yahoo!カーナビ、首都高と連携しETC非搭載車の誤進入防止へ 「ETC専用料金所」6か所で注意喚起する機能提供開始

2023年4月24日 発表

首都高速道路の「ETC専用料金所」のうち誤進入が多い「霞が関(内・外)」「代官町」「木場」「浦和南」「新山下(上)」「磯子」の6か所

 ヤフーは4月24日、同社が提供するカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(Android版、iOS版)において、首都高速道路の「ETC専用料金所」のうち誤進入が多い「霞が関(内・外)」「代官町」「木場」「浦和南」「新山下(上)」「磯子」の6か所で注意喚起する機能を提供開始すると発表した。

 首都高によると「ETC専用化」の運用開始後、ETCカードを付帯していない車両の誤進入や後退が見られており、さまざまな注意喚起施策を行なっているが、同社が運営する「ETC専用料金所」のうち、当該6か所の「ETC専用料金所」は、誤進入による後退がほかの料金所と比較して多く見られるという。

「Yahoo!カーナビ」では2022年にETC専用料金所を回避するルートも選択可能にしているが、4月24日より「霞が関(内・外)」「代官町」「木場」「浦和南」「新山下(上)」「磯子」の6か所の「ETC専用料金所」を含むルートのナビ開始時や、料金所の手前で音声による注意喚起を行なうようにした。同機能によりユーザーは、自身が通過するルート上にETC専用料金所があることを事前に把握できるので、ETCの差し忘れや誤進入の防止に役立つとしている。

 なお、同機能は2023年夏までに「Yahoo! MAP」(Android版、iOS版)でも提供開始予定としている。

「代官町」入り口の例。料金所に向かう車線に紫色で着色しているものの誤進入が見受けられることから、「Yahoo!カーナビ」では着色箇所より前のタイミングで注意喚起を行なう(画像提供:首都高速道路)