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ヒョンデ、新車整備センターを愛知県豊橋市に新設 新車の安定供給を目指す

2023年4月25日 発表

愛知県豊橋市に新車整備センターを新設

 Hyundai Mobility Japanは4月25日、愛知県豊橋市に新車整備センター(PDIセンター)を新たに設置し、4月15日に第一船が三河港神野埠頭に入港したと発表した。今後はPDIセンターを豊橋市の1拠点に集約し、一層の品質向上をはかるとともに安定した出荷体制を構築するとしている。

 愛知県豊橋市に新設されたPDIセンターは、三河港に隣接し、新車の陸揚げから整備・保管を半径5km圏内で行なえるようにすることで、効率のよい新車整備が可能となり、今後の輸入台数増加を見据えた新車の安定供給を目指すとした。

 また、港湾事業に長い歴史を持ち、輸入車の新車整備においても経験豊かな上組(かみぐみ)に一連の業務を委託し、同社の豊富な知見とともに一層の品質向上を目指していく。

 愛知県三河港は日本有数の自動車輸出入港湾として全国的に知られ、その中心にある神野地区は国内外の大手自動車メーカーの輸出入に利用されており、多くの輸入車ブランドが新車整備を行なっている。また、日本のほぼ中央に位置することから全国各地への配送利便性が高く、行政も自動車専用船の入港誘致に積極的で、埠頭の耐震化促進や大規模モータープールの開発などの設備投資や設備計画に取り組んでいる。さらに、豊橋市には輸入車に対する補助金をはじめとするインセンティブ制度があり、自治体からのサポートを受けることもできるとしている。

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