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メルセデス・ベンツ、日本未発表の新型EV「EQS SUV」特別先行展示など「メルセデス ミー大阪」10周年イベント開催

2023年4月26日 公開

「Mercedes-Benz Experience」の最大の目玉として、日本未発表のEV「EQS 450 4MATIC SUV」を特別先行展示

 メルセデス・ベンツのブランド情報発信の拠点「メルセデス ミー大阪」が、4月26日にオープン10周年を迎えた。同じく10周年を迎えるグランフロント大阪のイベント「GRAND PLAY GROUND!」とともに、メルセデス ミー大阪 10th Anniversary 「Mercedes-Benz Experience(メルセデス・ベンツ エクスペリエンス)」が4月26日〜5月7日の期間開催される。

「Mercedes-Benz Experience」での最大の目玉は、日本未発表となるメルセデス EQブランドの最新EV「EQS SUV」の特別先行展示。期間中、注目を集めそうだ。

メルセデス・ベンツのブランド情報発信の拠点「メルセデス ミー大阪」

「EQS SUV」は、メルセデス EQブランドの最新EVで、すでに販売が開始されているフラグシップEV「EQS」と同様に電気自動車専用のプラットフォームを採用した7人乗りフルサイズSUV。「EQS 450 4MATIC SUV」と名付けられたこのモデルは、前後に交流同期モーターを採用。265kW(360PS)&800Nmの出力・トルクを有し、107.8kWhの大容量バッテリを搭載。WLTCモード電費値で221Wh/km、最大593kmの走行が可能となっている。発表および発売開始は年内を予定する。

メルセデス EQ EQS 450 4MATIC SUV
メルセデス EQ EQS 450 4MATIC SUV

「EQS SUV」は展示のみだが、期間中は既存EV4車種のいずれかに試乗するとオリジナルの「Mercedes-EQクリアポーチ」がもらえるトライアルクルーズも実施。メルセデス・ベンツはカーボンニュートラル実現のため、2025年には販売車両の50%をEV化する取り組みを始めており、同社EVの快適性をより広く認知してもらうため、期間中多くの人にメルセデス EQシリーズを体験してもらいたいとしている。

トライアルクルーズではEV4車種を含む14車種が用意され、EV4車種を試乗するとオリジナルの「Mercedes-EQ クリアポーチ」がもらえる。※なくなり次第終了

 また「Mercedes-Benz Experience」開催中、「メルセデス ミー大阪」内に併設されたカフェ「DOWNSTAIRS COFFEE」では期間限定復活の「メルセデス イーキューカフェ」がオープン。大阪名物のミックスジュースや、昔ながらのプリン、ほろ苦いコーヒー、クリームソーダ、フルーツサンドなど、どこか懐かしさを覚える大阪の喫茶店のようなメニューをはじめ、グランフロント大阪10周年イベント「THE GRAND GAME」とコラボし、人気ゲームキャラクターの「パックマン」スペシャルドリンクを用意する。

レトロとモダンが交差する喫茶店「メルセデス イーキューカフェ」。4月26日から8月31日までの期間限定でオープンする。展示車両はEQB 350 4MATIC
メルセデス ミー大阪限定のミックスジュースと昔ながらのプリン。こちらも8月31日までの限定販売
グランフロント大阪10周年イベント「THE GRAND GAME」とコラボ。人気ゲームキャラクター「パックマン」のスペシャルドリンク、パックマンゴースムージーとパックマンチェリーココアを5月14日まで提供する。写真はパックマンゴースムージー

 そのほか、メルセデス ミー大阪前のナレッジプラザではこれからの行楽シーズンを見据え、デンマークのアウトドアブランド「NORDISK(ノルディスク)」と、オーストラリアのスポーツブランド「QUIKSILVER(クイックシルバー)」とコラボレーションし、“アウトドア”をテーマとした車両の展示も行なっている。

ナレッジプラザで展示展開されているアウトドアコラボレーション展示。GLC 220d 4MATIC(ISG搭載モデル)とB 180がデンマークのアウトドアブランド「NORDISK」とオーストラリアのスポーツブランド「QUICKSILVER」のコラボ展示を実施

 メルセデス ミー大阪は、大阪梅田駅北側再開発エリアのグランフロント大阪北館1階に位置。10年前の2013年4月26日のグランフロント大阪の開業に合わせ、当初は「メルセデス・ベンツ コネクション」の名称でメルセデス・ベンツのブランド情報発信拠点としてオープン。2017年に「メルセデス ミー大阪」に名称が変更された。国内に同様の施設が4つある中でも、ここ「メルセデス ミー大阪」は大型商業施設の中にあり、メルセデスオーナー以外の来場が他店と比べ多いという。これこそが「メルセデス ミー」の存在意義だと、メルセデス ミー大阪ストアマネージャーの大江文佐栄氏は話す。

メルセデス ミー大阪ストアマネージャー 大江文佐栄(おおえふさえ)氏。2011年、東京六本木のメルセデス・ベンツコネクション立ち上げに尽力。2021年よりメルセデス ミー大阪のストアマネージャーに着任

「10年間、皆さまに愛されてここまでこられたことに感謝しています。グランフロントにいらっしゃったお客さまに気軽に入っていただける施設として数多くの方々にブランドに触れて頂ける機会を持てたことは大変にありがたいと思っています。今まで以上により多くのお客さまにメルセデス・ベンツを知っていただき、EV化の時代の流れにのれるように、お客さまに電気自動車を身近に感じていただけるよう、重要なタッチポイントとして今後もメルセデス ミー大阪を運営していきたい」と豊富を語ってくれた。

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