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メルセデス・ベンツ、新型「GLC」発表会 上野金太郎社長、新型EVの年内発表を予告
2023年3月16日 16:38
- 2023年3月16日 発表
メルセデス・ベンツ日本は3月16日、フルモデルチェンジした新型「GLC」を発表し、同日より予約注文の受付を開始した。日本導入モデルは、「GLC 220 d 4MATIC」の直列4気筒 2.0リッター直噴ターボディーゼルエンジンにマイルドハイブリッドシステム「ISG」を採用するモデルで、価格は820万円。納車は3月下旬頃より順次予定。
同日、メルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏が登壇する、新型GLC発表会が開催され、マイルドハイブリッドモデルとなる新型GLCについて、上野氏は「私どもメルセデス・ベンツは今まさにEV化を目指す転換期の中、お客さまの多様なライフスタイルにお応えすべく 電気自動車、プラグインハイブリッドモデル、ガソリン、クリーンディーゼルモデルと数多くのラインアップを取り揃えております。新型GLCは、クリーンディーゼルエンジンとISGを搭載したマイルドハイブリッドモデルでございます。まだまだ多くの方に選択肢の1つとしてお選びいただけるものと、私どもは考えております」との新型GLCの位置付けを語るとともに、「今後、年内にSUVの電気自動車2車種の発表も予定しております。引き続き魅力的な製品、サービスを展開していきますので、どうぞ皆さま、ご期待いただければと思います」と新型EVの登場を予告した。
メルセデス・ベンツのベストセラーSUVが初のフルモデルチェンジ
初代GLCは、2015年に本国デビューし、2016年に日本発表されたミドルサイズのSUVモデル。これまでのGLCについて、上野氏は「私たちメルセデスベンツは現在12車種のSUVをラインアップしており、日本におけるメルセデスベンツの販売全体の約4割を占めています。中でも2016年2月に発表いたしましたGLCは、発売からずっと日本自動車輸入組合のモデル別販売台数のトップ20に入り続ける、大変人気をいただいているモデルでございます」と紹介。
その特徴について、上野氏は「Cクラスと共通の最新プラットフォームが生み出す安全性と快適な乗り心地、乗り降りしやすく、運転していても周囲より目線が高くなる車高。そして、日本の道路や駐車場でも大変取り回しのしやすいボディサイズと、何よりデザインを気に入って、ご購入いただいた方が大変多くいらっしゃいます」と説明。また、「GLCはその前身のGLKから数えて、全世界累計で260万台以上、昨年だけでも約35万台を販売したベストセラーSUVモデルでございます。日本のみならず、世界中の方々に愛されているモデルと言えるのではないでしょうか」と紹介した。
フルモデルチェンジして登場する新型GLCについて、上野氏は「新型GLCは、先代モデルのよいところを残しつつ、正常進化したモデルでございます。全福1890mmをそのままに、全長を50mm伸ばしたことによる伸びやかなプロポーションと、スポーティなエクステリアを取り入れ、質感がとても高いインテリアを合わせ持つSUVとして、生まれ変わることになりました。もちろん、最新の安全運転支援システムや、MBUXも搭載しております。そして、何よりもSUVならではのオフロード性能も大きく向上しております」とその特徴を紹介した。