ニュース

映画『グランツーリスモ』の日本公開が9月に決定 プロレーサー ヤン・マーデンボロー誕生の実話を映画化

2023年5月2日 発表

 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は5月2日、ハリウッド映画『グランツーリスモ』の予告映像を初公開。日本での映画公開は9月に決定し、日本版ポスターも解禁された。

 作品は、日産、プレイステーション、ポリフォニー・デジタルにより2008年に始まったバーチャルとリアルを繋ぐ革新的なドライバー発掘・育成プログラム「GTアカデミー」をテーマに映画化。10代の主人公ヤン・マーデンボローが、“日本発”のゲーム「グランツーリスモ」によってプロレーサーとなる、奇跡の実話を映像化した。

映画『グランツーリスモ』予告1 9月、全国の映画館で公開

 ストーリーは、世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。ゲームに明け暮れる姿に「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」と父親にはあきれられる。そんな時、ヤンにとって一生に一度のチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため競い合わせ、選抜するプログラム、その名も「GTアカデミー」。

 プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げた1人の男と、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちがそこに集結。彼らが直面する、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える――。

 320km/hの衝撃とスリル! 圧倒的なスケールで描かれるレーシング・アクション、この実話を圧倒的なスピードのレーシング・アクションとともに映画館のスクリーンに届けるのは、『第9地区』『チャッピー』のニール・ブロムカンプ監督。GTアカデミーを発足したダニー役にオーランド・ブルーム、レーサーを目指すゲームのトッププレイヤーたちを指導するジャック役に『ブラック・ウィドウ』や「ストレンジャー・シングス」シリーズのデヴィッド・ハーバー、主人公ヤン・マーデンボロー役に『ミッドサマー』のアーチー・マデクウィらが名を連ねる。