MINI、新型「クーパー E」「クーパー SE」 バッテリEVモデルを刷新

開発中のMINIのバッテリEVモデル

　BMW AGは5月3日（現地時間）、MINIの3ドアBEV（バッテリ電気自動車）「クーパー E」「クーパー SE」のニューモデルを発表し、11月からBMWのライプツィヒ工場で新型「MINI クロスオーバー」とともに生産される予定であることを明かした。

　2020年に発売したクーパー SEは、2022年に販売台数が25.5％増加してMINIの中でもっとも人気のあるモデルとなり、現在路上を走るMINIの5台に1台がBEVモデルになっているという。

　ニューモデルは最高出力135kW＆バッテリ容量40.7kWhの「クーパー E」と、最高出力160kW＆バッテリ容量54.2kWhの「クーパー SE」の2グレード設定で、航続距離は300～400kmを実現。リチウムイオンバッテリを床下に配置し、最適なロードホールディングと前後重量配分を実現するとともに、車両安定性と敏捷性にも寄与し、MINIの基本コンセプトである「ゴーカートフィーリング」を継承したという。