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MINI、現行3ドアモデルが累計生産100万台を達成 記念すべき100万台目はバッテリEVの「Cooper SE」
2023年4月17日 13:26
- 2023年4月17日(現地時間) 発表
MINIは4月17日(現地時間)、2014年から世界中で発売された3ドアの現行モデルの累計生産100万台目となる車両が、2023年で110周年を迎える英国・オックスフォード工場の生産ラインからロールオフされたと発表した。なお、記念すべき100万台目はバッテリEVモデルの「Cooper SE」だったという。
MINIは、ダイナミックなライン、独創的なシルエット、短いオーバーハングが特徴で、さまざまな自動車が類似していく中で、その姿を守り続けるとともに、特徴的なヘッドライトを持つフロントマスクや、ユニオンジャックを組み合わせたテールランプ、ボンネットストライプ、スタイリッシュなサイドスカットルとともに、表現豊かなデザインを象徴してきた。また、生産開始されて以来、55kW(75PS)の「One First」、100kW(136PS)「Cooper」、レーシングモデルの「John Cooper Works」など、バラエティに富んだオリジナルモデルを生み出してきた。
また、発売当初からディーゼルエンジンとガソリンエンジンを設定していて、2020年からはバッテリEVモデルを追加。100万台目となったCooper SEは、ブリティッシュ・レーシング・グリーンに塗られ、カナダに納車される予定。ちなみに2022年は、電動化モデルの販売台数が大幅に増加し、5台に1台は電動モデルだったという。
MINIの発明者Alec Issigonis氏の友人として、レーシングカーデザイナーのジョン・クーパー氏は、1960年に初めてクラシックミニをベースにしたGTモデルを開発し、このモデルでモータースポーツの歴史を築いてきた人物。そして今日に至るまで「ジョン・クーパー・ワークス」のブランド名は、卓越したパフォーマンスの象徴となっていて、225kW(306PS)を誇る2019年の「John Cooper Works GP」は、ブランド史上最速のロードゴーイングモデルとなっている。