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MINI、2台の「ジョン・クーパー・ワークス」でニュル24時間レースに参戦 1台は6速MT搭載で市販車クラス出走

2023年5月4日(現地時間) 発表

ニュル24時間耐久レースに参戦する2台のジョン・クーパー・ワークス

 MINIは5月4日(現地時間)、ドイツのニュルブルクリンクで5月18日~21日(現地時間)に開催される第51回 ニュルブルクリンク24時間耐久レースに、Bulldog Racingから2台の「ジョン・クーパー・ワークス(John Cooper Works)」が参戦すると発表した。

 1台は、6速MTを搭載した全く新しいマシンで、1961年にミニ・クーパーを発明したジョン・クーパー氏を祖父に持つチャーリー・クーパー選手が、ゼッケン126でVT2-FWD(市販車ターボ・前輪駆動)クラスに参戦。ニュル24時間は初出場となる。

新たに市販車クラスに参戦するというジョン・クーパー・ワークス(市販車)

 もう1台は、2022年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに出走したゼッケン112の赤いジョン・クーパー・ワークスで、1年間をかけてさらなる開発を行ない、再びSP3T(2.0リッター以下ターボ搭載車)クラスに参戦する。

 MINIブランド責任者の Stefanie Wurst氏は、「オール・エレクトリック・ブランドを目指す私たちは、電動ドライブトレーンを搭載したジョン・クーパー・ワークス・モデルのコンセプトモデルを集中的に開発しています。Bulldog Racingの2台のレースカーが、ニュルブルクリンクの24時間レースで、われわれのために戦ってくれることをうれしく思います」と述べている。

 なお、他のドライバーラインアップやレース車両の技術的な詳細については、後日発表予定としている。

2022年も出走しているゼッケン112のジョン・クーパー・ワークス(レース車両)