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トヨタ紡織、ライドシェアモビリティの最上位シートやチカラ加減を伝送できるリラックスシートを「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」に初出品

2023年5月15日 発表

トヨタ紡織が初出品するMaaSライドシェア空間コンセプトシート「MX Prime」

 トヨタ紡織は、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で5月24日~26日に開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2023 YOKOHAMA」に出展し、「こころ豊かな暮らしに貢献」をコンセプトに、インテリアスペースクリエイターとして目指す空間やコア技術、カーボンニュートラルに向けた取り組みなどを紹介する。ブース番号は106。また、5月24日~6月7日に開催されるオンライン展にも出展する。

 初出品となるMaaSライドシェア空間コンセプトシート「MX Prime」は、自動運転レベル4を想定した都市部ライドシェアモビリティのための車室空間「MX221」の最上位グレードシート。短時間で快適な仮眠に誘導するシステムのほか、パーソナル音響やリフレッシュ機能などを搭載し、極上の移動時間を提供するという。

トヨタ紡織のブース番号は106

 また、同じく初出品となる「Remote Touch Therapy(リモート・タッチ・セラビー)」は、トヨタ紡織が出資しているモーションリブが開発した「ロボットにチカラ加減を感じる能力を与え、人やモノの感触を感じながらチカラ加減をコントロールすることを可能にした技術」を活用し、実際のタッチセラピーの優しく人をさする繊細なチカラ加減を、遠隔で触感を伝送できる技術「リアルハプティクス」によって記録・再現可能としたリラックスシート。

繊細なチカラ加減を遠隔で伝送できる技術「リアルハプティクス」を搭載したシートも初出品する

 そのほかにも、トヨタ紡織のコア技術を生かし水素を利用した燃料電池「FCモバイルバッテリー」、レクサスの新型「RX」の新クッション長可変機構を搭載フロントシート、高耐衝撃性透明バイオポリマー(強度に優れた透明な植物由来樹脂)などが展示される。