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トヨタ紡織、自動車用シートカバーの表皮材を利用した「シートクッション」 中日ドラゴンズ“ドアラ”とコラボ

2022年3月29日 発売

3850円

トヨタ紡織がSDGsの観点から、自動車用シートカバーの表皮材を使って「ドアラシートクッション」を発売する(画像はイメージ)

カーボンニュートラル実現を目指し、自動車部品などを利用した商品開発プロジェクトをスタート

 トヨタ紡織は、自動車用シートカバーの廃棄される表皮材を利用した「ドアラシートクッション」を3月29日に発売する。価格は3850円。

 今回発売するシートクッションは、トヨタ紡織が2016年に策定した「2050年環境ビジョン」の中で、カーボンニュートラル実現に向けて2030年までにCO2排出量を2013年度比で50%削減するという目標に対する取り組みの一環。これまでは廃棄していた自動車用シートカバーの表皮材を利用し、アップサイクル商品とするプロジェクトによるもの。

トヨタ紡織の地元チームでもある中日ドラゴンズのマスコット「ドアラ」とコラボした

 多くの人に知ってもらうため、プロジェクトの第1弾として野球チーム中日ドラゴンズのマスコットキャラクター“ドアラ”とコラボした「ドアラシートクッション」を作成。使用素材はすべて自動車用シートカバーの表皮材となっている。

 この活動を推進するにあたりトヨタ紡織は、エアバッグなどの端材を利用し商品化しているトヨタグループの豊田合成のSDGsの取り組みを参考にしたとしている。また、今後はBtoCビジネスの扉を開き、持続可能な事業を目指して、シートクッションに引き続き今後もカーボンニュートラル実現に貢献できるよう商品開発を進めていくという。

裏面はアイボリー、ベージュ、モスグレーの3色が設定されている

商品概要

商品名:ドアラシートクッション
発売日:3月29日予定(中日ドラゴンズ本拠地開幕戦に合わせて発売)
販売先:ドラゴンズ公式オンラインショップ、ドラゴンズストアサカエなど
販売価格:3850円
サイズ:285×455×25~30mm(縦×横×厚み)