ニュース

エネオス・伊勢原市・横浜銀行など、企業・住民・観光客らでシェアする「EVカーシェア」導入 災害時非常用電源にも活用

2023年5月23日 発表

ゼロカーボン・ドライブ普及促進に係る四者協定

 ENEOS(エネオス)は5月23日、伊勢原市、横浜銀行、浜銀ファイナンスの4者で、「伊勢原市ゼロカーボン・ドライブの普及促進に係る連携協定」を締結。本協定に基づき、伊勢原市・横浜銀行へのEVカーシェア導入決定を発表した。導入時期は10月以降の予定。

 今回EVカーシェアの導入を発表した4者は、地域の脱炭素化推進、EVの災害時非常用電源としての活用によるBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)対策、および地域住民・企業・観光客へのモビリティサービス提供を図るべく、官民連携でEVカーシェアを導入。平日は伊勢原市・横浜銀行が公用車(行用車)として占有使用し、休日は地域住民・企業・観光客に開放するという。

 ENEOSはグループ長期ビジョンに「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立を掲げていて、今後もカーシェア事業における拠点・会員の早期拡大、EV車両導入、再生可能エネルギー電力による充電の検討を通じて、エネルギートランジションの実現に向けた取り組みを加速させるとしている。