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ホンダ「NSX」のエンジン音で赤ちゃんに安心を与える「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」

2023年6月8日 発表

赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER

 6月8日に開幕した「東京おもちゃショー2023」(東京ビッグサイト:6月8日〜11日開催)。会場では、タカラトミーアーツと本田技研工業がコラボして誕生した、ホンダ「NSX」(2代目)のエンジン音が流れる赤ちゃん向けのぬいぐるみ「赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER」が展示されている。

 赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTERは10月28日にタカラトミーアーツより発売予定で、価格は8250円。

 音は記憶と結びつき、母親の胎内音に特徴が近い音は赤ちゃんが安心することが分かってきているという。2018年にはホンダの検証によって、「クルマのエンジン音」が「赤ちゃんが母親のお腹の中で聞いていた胎内音」に近いということが明らかになった。ホンダでは約30車種のエンジン音を調査し、最も胎内音に近い周波数特性を持つのがスポーツカー「NSX」(2代目)のエンジン音だということが判明。赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTERにはNSX(2代目)のエンジン音が収録された。

ホンダが製作したプロトタイプ
赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTER

 赤ちゃんスマイル Honda SOUND SITTERは、外出する機会も増えてきた今、ぐずり泣きしている赤ちゃんに向けて、安心と笑顔を与えようと、タカラトミーアーツとホンダの異業種コラボにより商品化が実現したもので、6月6日発表の「日本おもちゃ大賞 2023エデュケーショナル・トイ部門」の「大賞」も受賞している。

 ぬいぐるみ本体のデザインモチーフは、ノスタルジックな「S600クーペ」となっており、タカラトミーアーツの展示ブースには、ぬいぐるみの実物とS600クーペの実車が展示された。

「日本おもちゃ大賞 2023エデュケーショナル・トイ部門」で「大賞」を受賞した