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2024年のF1日本グランプリは春開催 鈴鹿サーキットで4月7日決勝

2023年7月5日 発表

鈴鹿サーキットで開催された2022年のF1日本グランプリ

 ホンダモビリティランドは7月5日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催する2024年のF1日本グランプリ「FIA F1 世界選手権シリーズ日本グランプリレース」の日程が、4月5日~7日に決定したと発表した。同日、Formula 1から2024年のスケジュールが発表され、二酸化炭素の排出量を下げることを理由に、日本グランプリの開催日がこれまでの秋から春に移行された。

「2024年F1日本グランプリレース」の各種観戦チケットについては、2023年12月ごろ発売予定で、詳細は決定次第アナウンスされる。

 今回の発表について、Formula 1 社長兼最高経営責任者のステファノ・ドメニカリ氏は「日本と鈴鹿サーキットは何十年にもわたるFormula 1の素晴らしいパートナーであり、私たちのスポーツに対する貢献はとても特別です。2024年から大会日程を9月から4月に変更することで、カレンダーをより効率的かつサステナブルなものにするという私たちのアプローチをサポートしてくださったホンダモビリティランド株式会社に感謝いたします。私たちはシーズンスケジュールをロジスティック的により効果的なものにし、可能な限り不必要な移動を避けたい旨を明確にしています。一度にすべての変更を行うことはできませんが、主催者の皆さまと共に、私たちは今後も正しい方向に進み続けます」とコメント。

 ホンダモビリティランド 代表取締役社長の斎藤毅氏は「この度Formula 1から世界転戦にともなう物流における温室効果ガス排出量の削減を踏まえた高効率な開催スケジュールの提案があり、F1日本グランプリの開催日程に関して協議を進め、持続可能な未来づくりを目指す当社のサステナビリティ基本方針にも合致することから、2024年のF1日本グランプリを4月に開催することに合意いたしました。シーズン序盤の盛り上がりと暖かい春の気候の中で開催される新たな日本グランプリを、地域や行政機関の皆さまと一体となって準備してまいります。どうぞご期待ください」とコメントしている。

2024年F1スケジュール

2月29日~3月2日:バーレーン(サクヒール)
3月7日~3月9日:サウジアラビア(ジェッダ)
3月22日~24日:オーストラリア(メルボルン)
4月5日~7日:日本(鈴鹿)
4月19日~21日:中国(上海)
5月3日~5月5日:マイアミ(マイアミ)
5月17日~19日:エミリア・ロマーニャ(イモラ)
5月24日~26日:モナコ(モナコ)
6月7日~9日:カナダ(モントリオール)
6月21日~23日:スペイン(バルセロナ)
6月28日~30日:オーストリア(スピルバーグ)
7月5日~7月7日:イギリス(シルバーストーン)
7月19日~21日:ハンガリー(ブダペスト)
7月26日~28日:ベルギー(スパ)
8月23日~25日:オランダ(ザントフォールト)
8月30日~9月1日:イタリア(モンツァ)
9月13日~15日:アゼルバイジャン(バクー)
9月20日~22日:シンガポール(シンガポール)
10月18日~20日:アメリカ(オースティン)
10月25日~27日:メキシコ(メキシコシティ)
11月1日~3日:ブラジル(サンパウロ)
11月21日~23日:ラスベガス(ラスベガス)
11月29日~12月1日:カタール(ルサイル)
12月6日~8日:アブダビ(ヤス マリーナ)

2024年F1カレンダー