ニュース
アルファ ロメオ、新型PHEV「トナーレ Plug-In Hybrid Q4」日本導入 価格675万円から
2023年8月3日 13:25
- 2023年8月3日 発表
アルファ ロメオ（Stellantisジャパン）は8月3日、新型PHEV（プラグインハイブリッド）モデル「トナーレ Plug-In Hybrid Q4」を、8月26日に発売すると発表した。価格は「Ti」が675万円、「Veloce」が740万円、導入記念モデルの特別仕様車「トナーレ Plug-In Hybrid Q4 サンルーフエディション」が755万円。
新型トナーレ Plug-In Hybrid Q4は、15.5kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードで72kmのEV走行レンジにより、日常生活における多くのシーンをEV走行でカバーするPHEVモデル。フロントにトラクションを供給する1.3リッターマルチエアーターボガソリンエンジンとリアに搭載されている最高出力94kw/最大トルク250Nmのモーターを組み合わせたドライブトレーンを採用。これにより、システム総出力280HPを実現し、0-100 km/h加速は6.2秒としている（欧州参考値）。
新型トナーレ Plug-In Hybrid Q4は、走行中の車両のトラクションを常に管理し、パフォーマンスと効率の面で高い性能を発揮する4WDシステム「Q4 オールホイールドライブシステム」を搭載しており、あらゆる路面コンディションにおいて、比類のないドライビングプレジャーを実現させたという。走行中は、「ALFA DNAドライブモード」により、電気のみでの⾛⾏するモード「ADVANCED EFFICIENCY」、システムを最も効率的に利⽤できるようにパワーや燃料消費を最適化したモード「NATURAL」、エンジンとモーターを組み合わせたスポーティなドライビングモード「DYNAMIC」という、3つのドライブモードを選択可能。
インテリアのセンタースクリーンには、PHEV専用の「ハイブリッド」ページが追加され、エネルギーフローの確認、⾛⾏履歴の確認、充電予約の設定、充電設定などが可能。「e-Save」ボタンのクリックで、バッテリーの充電レベルを上げるe-SaveモードがONになり、ブレーキングと回生からエネルギーを回収する「バッテリー節約」モードと、エンジンを使用して設定した目標レベル（40%+、 60%+、 80%+）まで充電を⾏なう「バッテリー充電」モードの切り替えも可能。
エクステリアの特徴は、チャージポート側のリアドアガラスに施された「エレクトロ・ビショーネ」のアイコンといい、アルファ ロメオブランドの象徴である蛇（ビショーネ）が電動化したデザインであり、ブランドの核となるスポーティネスを継承しながら、電動化への「La Metamorfosi（ラ・メタモルフォシ/変革）」を体現。さらに、「Veloce」グレードのリア側には、クロームのデュアルエキゾーストパイプを装備し、スポーティネスを演出した。
ボディカラーは、「アルファ ホワイト」「アルファ レッド」「アルファ ブラック」「ヴェスヴィオ グレー」「モントリオール グリーン」の5色を設定。（Tiグレードはアルファ ホワイト、アルファ レッドの2色展開）。
なお、特別限定車「トナーレ Plug-In Hybrid Q4サンルーフエディション」は、「Veloce」グレードをベースに、サンルーフとハンズフリー機能付き電動テールゲートを特別装備。ボディカラーは、モントリオール グリーンとヴェスヴィオ グレーの2色を用意。また、マイルドハイブリッド（MHEV）モデルについても同様の特別限定車「Tonale Hybrid サンルーフエディション」が発売される。価格は625万円。
