デンソー、東京に新オフィスを2024年5月開設へ 営業部門、技術・事業部門、コーポレート部門を集約

新オフィスイメージ（新虎安田ビル内）

　デンソーは8月9日、2024年5月に東京都港区に新たなオフィスを開設すると発表した。新虎安田ビル内の8-14階に開設される新オフィスには、営業部門、技術・事業部門、コーポレート部門を集約、首都圏の顧客へ新たな価値提供やパートナーとの共創の強化を目指すとしている。

　デンソーでは、これまで首都圏の各拠点において、首都圏の顧客を中心とした営業活動、高度運転支援などの技術開発、新事業の開拓や渉外・広報などの活動を推進してきた。今回開設する新オフィスにより、首都圏の顧客・パートナー・官公庁との面直でのコミュニケーションの本拠地として部門間の連携強化によるシナジーの創出や、多様化する顧客のニーズへのスピーディな対応、新たな価値提供を目指す。

新オフィス概要

所在地：東京都港区新橋4丁目3-1　8-14階
開設時期：2024年5月予定（順次移転）
従業員数：約1000人（開設時見込み、グループ会社含む）
機能：販売/サービス、安心・安全分野を中心とする技術開発、新事業分野の事業・製品企画、コーポレート（渉外・広報・人事・総務 など）

　また、東京都大田区にある「Global R&D Tokyo, Haneda」では、自動運転の研究から実車実証までを一貫して進めてきたが、今後新たに人工知能やサイバーフィジカルシステムなど首都圏にある研究部門を移転し、大学や研究機関・官公庁等とのさらなる連携を図ることで、先端技術研究と社会実証を加速させるとしている。