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ロールス・ロイス、新型ロードスター「ドロップテイル」発表 コーチビルド部門製作の2ドア2シーター

2023年8月20日(現地時間) 発表

ロールス・ロイスの新型ロードスター「ドロップテイル」

 ロールス・ロイス・モーター・カーズは8月20日(現地時間)、同社のコーチビルド部門が製作する2ドア2シーターのロードスターモデル「ドロップテイル」を発表した。

 ドロップテイルは、コーチビルド部門によってわずか4台のみ制作されるモデル。依頼主はいずれも著名なコレクター、アートのパトロン、そしてビジネス界のリーダーで、それぞれが顧客の野心、ビジョン、嗜好のパターンが反映される。

ロールス・ロイスの新型ロードスター「ドロップテイル」

 ドロップテイルの製作にあたり、ロールス・ロイスのコーチビルド・デザイナーは、1912年に発表されたロールス・ロイス・シルバーゴースト「スラッガード」、1930年のロールス・ロイス・ファントム・ブリュースター・ニューヨーク・ロードスター、1925年のロールス・ロイス・シルバーゴースト・ピカデリーを研究。

ロールス・ロイスの新型ロードスター「ドロップテイル」
ロールス・ロイスの新型ロードスター「ドロップテイル」

 全長5.3m、全幅2mであるドロップテイルの外寸は、ロールス・ロイス初期のロードスターが持つコンパクトなプロポーションを想起。デザイナーは、ドロップテイルのために、パンテオン・グリルとバッジ・オブ・オナーという、ブランドの最も貴重なアイコンにあえて新たな解釈を与えた。

 ドロップテイルでは、取り外し可能なハードトップを備え、ドロップテイルに2つの異なる個性を与えた。ルーフを開けたドロップテイルは、オープントップのロードスター。ルーフを取り付けると、クーペに変身する。

 ドロップテイルのビジュアル特性を反映させるために、V型12気筒 6.75リッターツインターボエンジン出力を30BHPパワーアップさせ、トルクを840Nmに向上させた。ロールス・ロイスのコーチビルド・プロジェクトのためにエンジン出力を強化したのは、これが初めてという。

 ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者トルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏は「本日、ロールス・ロイス・モーター・カーズは、ラグジュアリー・セクターで提供可能なモデルの常識を覆す、精巧なコーチビルド製品であるドロップテイルを発表いたします。事実、当社のコーチビルド部門は、真のラグジュアリー愛好家が自分のイメージに合ったクルマではなく、自分のイメージを形にしたクルマを作ることを可能にする世界で唯一の場所です。これらの特別な製品は、少数の最も野心的なお客さまとのコラボレーションにより、4年以上かけて一から創り上げられた、走行可能なアプライド・アート(応用芸術)です。お客さまは、その傑作の開発におけるあらゆる段階で、当社のデザイナー、エンジニア、職人たちと共に歩んでいます。このようなパートナーシップの結果、お客さまと同様に本質的にユニークなヒストリック・カーが誕生し、当社ブランドとそのお客さまが共有する野心の証として、ロールス・ロイスの歴史に刻まれることになるのです。ドロップテイルは、『クルマは芸術作品として創造できるのか』、という長年の疑問に答えます。この驚くべきロードスターの発表によって、その答えが紛れもなく『イエス』であることが示されました」とコメントしている。