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映画『グランツーリスモ』ミシュランがオフィシャルタイヤパートナーに

2023年9月4日 発表

9月15日より全国の映画館で公開される映画『グランツーリスモ』

 日本ミシュランタイヤは9月4日、ソニー・ピクチャーズ配給の映画『グランツーリスモ』のオフィシャルタイヤパートナーに決定したと発表した。

 9月15日より全国の映画館で公開される映画『グランツーリスモ』は、ゲームのトッププレイヤーをプロレーサーに育成する「GTアカデミー」という前代未聞のプロジェクトに挑んだ男たちを描いた物語。

 作品には、スロバキアのスロバキア・リンク、ドバイ・オートドローム、ドイツのニュルブルクリンク、オーストリアのレッドブル・リンク、ハンガリーのハンガロリンクといった世界各地の実際のサーキットが登場。登場するすべての車両に「ミシュラン パイロット スポーツ 4S」や「ミシュラン パイロット スポーツ カップ 2 R」が装着された。特に高性能なレーシングカーが登場するシーンのために、ミシュランは実際のル・マンで走行する車両と同じく、最先端技術を惜しげもなく投入した“専用設計タイヤ“が供給された。

 今回のミシュランとソニー・ピクチャーズのパートナーシップは、ポリフォニー・デジタルの最新作『グランツーリスモ7』とのパートナーシップに関連したもので、『グランツーリスモ7』に対してミシュランは独自の数理的タイヤモデリングのノウハウだけでなく、実際の国際的なモーターレースで収集した膨大なスマートデータの成果として、世界最先端のレーシングタイヤを提供。

 また、ミシュラングループではデータドリブン・カンパニーとして、数多くの自動車メーカーとともに新型車を開発するためシミュレーション技術に投資しており、ル・マンを代表とするFIA世界耐久選手権の最新世代ハイパーカーやIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦するGTPプロトタイプは、すべてシミュレーター上で完全に仮想的に開発されたミシュランタイヤを装着してレースに臨んでいるという。

 ミシュランでは、映画『グランツーリスモ』のオフィシャルタイヤパートナーとなることで、幅広い世代の観客と関わる機会を提供することにより、ミシュランブランドのプロモーションと、バーチャルの分野でもミシュランが持つ技術的進歩を紹介する役割を果たすとしている。