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トヨタ、生産指示システムの不具合はディスク容量不足 サイバー攻撃を否定

2023年9月6日 発表

 トヨタ自動車は9月6日、8月末に生産指示システム不具合により国内工場の稼働が停止したことについて、再現検証により、真因とその対策を特定したことを明らかにした。

 今回のシステム不具合については、部品の発注処理を行なう複数のサーバーの一部が利用できなくなったことで発生。経緯としては、不具合発生の前日8月27日に定期の保守作業を実施したところ、この保守作業ではデータベースにたまったデータの削除と整理を行なっていたが、作業用のディスク容量が不足していたためエラーが発生し、それによってシステムが停止した。

 また、これらのサーバーは同一のシステムで作動していたため、バックアップ機でも同様の障害が発生し切り替えができず、工場の稼働停止に至ったとしている。その後、8月29日に容量の大きいサーバーにデータを移管したことで、システムが復旧し、工場稼働を再開した。

 同社では「関係の皆さまにはご心配をおかけいたしましたが、サイバー攻撃によるシステムの不具合ではないことを、改めてお知らせするとともにお詫び申し上げます。今後は、保守作業の手順見直しを行ない、その上で、再発防止に向けた取り組みを強化することで、1台でも多く1日でも早くお客さまの元にクルマをお届けできるよう努めてまいります」とコメントしている。