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開発中のFCEV「新型ミライスポーツ」が富士6時間のサーキットサファリで走行 ドライバーはル・マン24時間を運営するACOのフィヨン会長というダブルサプライズ
2023年9月9日 09:18
新型ミライスポーツは、富士24時間レースで世界初公開されたFCEVミライのスポーツバージョン。現在開発中のプロトタイプ車で、FCEVならではのスポーツ車を実現しようというクルマだ。
これまでミライは排気ガスを出さない環境車、カーボンニュートラル車というイメージだったが、FCEVの新型クラウンセダンが出てくることで、よりパーソナルでスポーツな方向へシフトしていく。それがミライスポーツになる。
トヨタ自動車は5月の富士24時間レースで、このミライを展示。大きな反響があったことから急遽6月のル・マン24時間へも展示し、そこへル・マン24時間レースの主催者であるACO(Automobile Club de l'Ouest、フランス西部自動車クラブ)のピエール・フィヨン会長も訪れていた。
そのような経緯があったためか、トヨタはWEC富士6時間レースでこの新型ミライスポーツの走行を世界初披露することにし、そのドライバーはフィヨン会長自身が担当するという。
その走行日時は、予選日である9月9日(土)の10時~10時12分。サーキットサファリにおいて走行とのことなので、サーキットサファリに参加する方はWECマシンに混じって走る新型ミライスポーツに注目してほしい。