三菱自動車と八十二銀行、カーボンニュートラル社会実現に向け協業

三菱自動車工業：代表執行役社長 兼 最高経営責任者　加藤隆雄氏（左）、八十二銀行：代表取締役頭取 頭取執行役員　松下正樹氏（右）

　三菱自動車工業は9月13日、八十二銀行とカーボンニュートラル社会の実現に向けた協業を開始したと発表した。両社の協業は、八十二銀行から三菱自動車に対して、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取組みを実践または検討している八十二銀行顧客を紹介するというもの。

　協業に関する契約は6月末に締結済で、地方銀行としては2例目。八十二銀行の顧客基盤・ネットワークを活用して、軽EV（電気自動車）ラインナップとして軽乗用の「eKクロスEV」、軽商用の「ミニキャブ・ミーブ」を有する三菱自動車を、長野県を中心とした顧客に広く紹介してもらう。

　カーボンニュートラル社会の実現に向け企業を中心に温室効果ガス（GHG：Greenhouse Gas）排出量の削減等が課題となっている。八十二銀行との提携を通じて、GHG排出量削減に向けた企業の取り組みを支援していくとしている。