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マツダ787Bの4ローターサウンドが富士スピードウェイに響き渡った「MAZDA FAN FESTA 2023 at FUJI SPEEDWAY」

富士スピードウェイを走行したマツダ787B

マツダ787Bの4ローターサウンドが富士スピードウェイに響き渡る

 9月17日、2018年以来の5年ぶりとなるマツダのファンイベント「MAZDA FAN FESTA 2023 at FUJI SPEEDWAY」が富士スピードウェイで開催されている。このマツダファンフェスタでは、さまざまな体感コンテンツを用意。マツダのクルマづくりのこだわりを直接伝えていくものと位置付けている。

 17日午前中には、1991年にル・マン24時間レースを制覇した「マツダ787B」などマツダのレーシングヒストリーを彩ったレーシングカーが走行。青空の下、ロータリーサウンドを響かせていた。

マツダ787B
マツダ株式会社 代表取締役社長兼CEO 毛籠勝弘氏があいさつ

 とくに、マツダ787Bが搭載する654cc×4ローターのR26B型ロータリーエンジンの排気音は独特で、多くの来場者を魅了。富士のメインストレート通過時には来場者から拍手が贈られていた。なお、このマツダ787Bはル・マン24時間100周年時にデモランを行なった個体そのもので、マツダを代表するレーシングドライバーである寺田陽次郎が、デモランを担当した。

 マツダは9月14日に、発電用ロータリーエンジン搭載のPHEVモデル「MX-30 Rotary-EV」を発表したばかり。MX-30 Rotary-EV主査とロータリーエンジンの匠によるトークショーも午後に予定されているなど、ロータリーエンジンが強く訴求されているイベントになっている。