ホンダ・レーシング、F1マックス・フェルスタッペン選手の3連覇に代表取締役社長の渡辺康治氏がコメント発表

オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手

　ホンダ・レーシング（以下、HRC）は10月9日、 ホンダ/HRCがチームパートナーを務めるオラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン選手が、2023年シーズンのF1（FIAフォーミュラ・ワン世界選手権）年間ドライバーズチャンピオン3連覇を達成したことについて、HRC代表取締役社長 渡辺康治氏のコメントを発表した。

　渡辺氏は「フェルスタッペン選手、ドライバーズチャンピオン3連覇おめでとうございます。10連勝という前人未到の記録を達成するなど、F1チャンピオンとしてのシーズンを通した圧倒的な『強さ』を見せてもらいました。初のチャンピオン獲得から2年、『速い』はもちろんのこと、『強い』という言葉がふさわしい、誰もが納得の3連覇だと思います。この3連覇をホンダ/HRCとしてサポートし続けてこれたことを誇りに思うとともに、さらなる高みを目指し、HRCとして引き続き全力でフェルスタッペン選手、そしてオラクル・レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリの両チームをサポートしていきます」とコメント。

　フェルスタッペン選手は、10月7日に開催された、第18戦カタールグランプリのスプリントレースで2位入賞し、年間ドライバーズチャンピオン3連覇を達成。10月8日に行なわれたカタールグランプリ決勝を含む6戦を残してF1史上最高記録となる10連勝を含む計13勝を挙げてのタイトル獲得となった。

　今シーズン、ホンダはオラクル・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリのチームパートナーとして、技術支援やマーケティング協力などを行なっており、その一環として、HRCがパワーユニット（以下、PU）のESS以外のコンポーネントを製造し、レッドブル・パワートレインズへの供給とシーズンを通したPU運用のサポートを行なっている。

　なお、このチームパートナーシップが続く2025年シーズンまで、オラクル・レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの両チームはホンダが技術支援するPUを搭載したマシンでF1に参戦予定。

マックス・フェルスタッペン選手がF1ドライバーズチャンピオン3連覇を達成