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トヨタ車体、「グローバルハイエースBEVコンセプト」「クロスバンギアコンセプト」などジャパンモビリティショー2023に世界初出展
2023年10月13日 16:36
- 2023年10月13日 発表
コンセプトカー3台とレストア車1台を出展
トヨタ車体は10月13日、東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー 2023(プレスデー:10月25日~26日、特別招待日:10月27日、一般公開日:10月28日~11月5日)の出展概要を発表した。
出展ブースでは、“すべての「運ぶ」をミライへ”をテーマに、コンセプトカー3台とレストア車1台を出展。初代ハイエースから始まった人や物を運ぶバンの歴史として、商用車、乗用ミニバンの魅力や可能性が感じられるブースになるという。
出展車両の詳細は以下のとおり。
GLOBAL HIACE BEV CONCEPT(参考出展車・世界初出展)
グローバル ハイエース BEV コンセプトは、先進的なデザインと大空間、使いやすさを兼ね備えた次世代BEVバン。静粛性・乗降性、最小回転半径5.5mなど多様化するドライバーに配慮したサイズで、フラットフロア、ウォークスルー、荷物を楽に移動できる専用カートなど使いやすさも追求したモデル。
助手席エリアをカーゴスペースとし、約3.5mの長尺物も積載可能としつつ、配送ルートの最適化、次に配達する荷物の積載位置表示などコネクティッドを活用し配達効率も向上させるという。
X-VAN GEAR CONCEPT(参考出展車・世界初出展)
クロスバン ギア コンセプトは、多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴンで、乗用ミニバンの大空間とSUVのアクティブスタイルを両立した新しいカテゴリーとして提案するモデル。
シンプルにまとめた運転席まわり、明るくソファーのようなシートと開放的な天井でリビングのような室内を実現しつつ、Bピラーレスによる大開口ドアから、自転車や釣りざおといった趣味アイテムの積み下ろしを可能にしている。3列シートで、助手席を回転したり、2列目をテーブルにしたり、使用用途に合わせて6つのパターンのシートアレンジができる。
VELLFIRE Spacious Lounge CONCEPT(参考出展車・世界初出展)
ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプトは、4席だけの大空間で快適に過ごせるおもてなし装備・機能を備え、ショーファーからレジャーユースまで幅広いニーズに対応する最上級ミニバン。座り心地を追求した専用のリアシートを備え、足下は7人乗りに比べて約500mm広いスペースを確保し、かばんを置けるフロアトレイや冷蔵庫も完備する。
多忙なビジネスマンの移動中、車内で執務やWeb会議も快適にできるテーブルや、各部に電源を装備するほか、前席との間には間仕切りカーテンを設定しプライバシーも確保。また、リアシートのヘッドレストにはスピーカーを内蔵し、臨場感あふれる音楽で心からくつろげる移動時間を実現する。
専用絨毯でスイートルームのような高級感あふれる大空間を創出しつつ、ラゲッジスペースには専用のハンガーバーを装備し、移動先に合わせた着替えも可能とした。
初代「ハイエース」9人乗りデリバリーバン(参考出展車)
1967年にクルマの可能性を広げるバンの先駆けとなった、新しい形の商用車「ハイエース」のレストア車。物を運ぶのはトラックだった時代に、屋根のあるトラックとして、また、乗用車と同じ機能をもったクルマとして、当時の生活感覚にぴったりとした人間本位の商用車として登場した。
展示車両のほかにも、子供の目線になって、圧倒的に広くて楽しいミニバンの大空間を体験できる体験型プログラム「Back to Kids!」を開催。乗車には整理券が必要で、整理券は1時間に1回ブース内にて配布予定。配布時間は毎日、公式SNSにて発表するとしている。