デンソー、ジャパンモビリティショー2023に出展 5名のSF作家とコラボした幸せストーリーを紹介

声優の種﨑敦美さんと和久井優さんによるストーリー朗読も

　デンソーは10月16日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で10月28日～11月5日に開催される「ジャパンモビリティショー2023」に出展すると発表した。

　今回は「デンソーが想像力とテクノロジーで描く未来社会」をテーマに、SF作家小川一水氏、人間六度氏、揚羽はな氏、藤井太洋氏、菅浩江氏とのコラボレーションにより生まれた、モビリティのある未来社会における人々の幸せストーリーを紹介。親子の絆や、若者の音楽活動、高齢者の生きがいなどを題材にした幸せストーリーを、没入感を味わえる立体音響シアターや、AR（拡張現実）グラスなど多様な演出で表現しており、未来社会でいきいきと暮らす人々の幸せな日常を体験できる。会場では、ストーリーごとに表示されているQRコードを読み込むことで、声優の種﨑敦美さんと和久井優さんによる幸せストーリーの朗読を楽しむこともできる。

体験イメージ

　こうした、モビリティやテクノロジーが地球環境を守りながら、人々の暮らしを豊かにする未来社会の実現につながるデンソーの製品を紹介。さらに、スタッフが着用するTシャツには、デンソーを含むさまざまな企業で廃棄されるユニフォームを回収してリサイクルされた素材が使用される。

　また、デンソーブースでアンケートに回答すると、先着で再生アクリル樹脂を利用して作られた「オリジナルデンまるアクリルスタンド」をプレゼントする。

オリジナルデンまるアクリルスタンド

　そのほかにも、主催者プログラムの「Tokyo Future Tour」（西展示棟 1階）では、「モビリティが変える未来の東京」を体験できる展示が行なわれ、デンソーからは、水素エネルギーを身近に感じてもらうための巨大な「H2」型のブランコを出展。ブランコを思い切りこぐことで発生するエネルギーで電気を作り、SOEC（Solid Oxide Electrolysis Cell/固体酸化物形水電解用セル）を利用して変換した水素をためておくという、エネルギーの利活用が体験できる。また、「Startup Future Factory」では、日本自動車部品工業会が会員企業向けのビジネスマッチングやブース見学を開催する。

　なお、10月26日9時45分～10時にプレスカンファレンスを実施。YouTubeでライブ中継が行なわれる。