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日本カー・オブ・ザ・イヤー、新公式ロゴ決定 書道をモチーフに「日本の賞」「日本らしい」を発信

2023年10月18日 発表

 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は10月18日、日本カー・オブ・ザ・イヤーの新公式ロゴを決定して発表した。日本カー・オブ・ザ・イヤー新公式ロゴは、書道をモチーフに、日本カーオブザイヤーの頭文字「JCOTY」でクルマのフォルムを描いたもので、120件を超える応募の中から日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会による審議・投票にて新しいロゴが選定された。

 新公式ロゴは、「リラックス効果が得られ」「集中力が磨かれ」「慌ただしい日常から解放される」と言われている書道と、クルマが乗り手に与える「静かなる高揚感」を重ね合わせたデザインとし、アルファベットのOを表す円は日本の象徴、日の丸を表した。

 公式ロゴの一般公募は、「日本の賞」「日本らしい」を発信していく意味も含めて、日本カー・オブ・ザ・イヤーとして初めて実施。応募数120件以上の応募があり、その中から、厳正なる選考により6つの候補を選出。その最終候補6つのロゴデザインの中から、改めて日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会による審議・投票にて今回の新公式ロゴを決定した。

 新公式ロゴをデザインしたデザイナーの村越由美子さんは「この度は日本カー・オブ・ザ・イヤーという栄誉ある賞のロゴデザインに携わらせていただく機会を賜りありがとうございます。大変誇らしく、また身の引き締まる思いでいっぱいです。この作品は『日本らしい見た目』に加え、真面目で繊細ながらも、大胆で好奇心旺盛で遊び心を持ち合わせた『日本人の精神』を表現するべく、歴史ある書道をモチーフにしました。大胆さと繊細さを兼ね備えた書道の筆跡と、車の流線形の美しさ。『リラックス効果が得られ』『集中力が磨かれ』『慌ただしい日常から解放される』という書道の精神と、車が乗り手に与える『静かなる高揚感』。それぞれを重ね合わせたデザインを目指しました。評価していただき本当に嬉しく思います。今回の新公式ロゴに選出いただいた事を励みにますますデザインに精進してまいります。ありがとうございました」とコメントしている。

 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日本のモータリゼーションの発展と、コンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創設。44回目となる今年度のノミネート車は、2022年11月1日から2023年10月31日までに日本国内で発表された全ての乗用車が対象となる。自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員による第一次選考で、上位10台の「10ベストカー」が選出され、その中から、同じく選考委員による最終選考投票により、今年度のイヤーカーが決定される。