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トヨタ、バッテリEV「bZ4X」一部改良 価格を抑えたGグレードを新設定

2023年11月13日 発売

550万円~650万円

新設定のGグレード

 トヨタ自動車は、BEV(バッテリ電気自動車)「bZ4X」を一部改良するとともに、サブスクリプションサービス「KINTO」およびトヨタレンタリース店を通じたリース販売に加え、トヨタ販売店を通じて現金一括、残価型割賦などの一般販売を開始する。発売日は11月13日で、価格はGグレードの2WDが550万円、4WDが600万円。Zグレードの2WDが600万円、4WDが650万円。

 今回の改良では冷間時のバッテリ暖機性能向上等により、低外気温下における充電時間を短縮(駆動用電池充電警告灯点灯からSOC約80%までの充電時間を最大30%削減)。また、電費向上に貢献するAUTO(ECO)モードを自動起動化。消費電力が高いエアコンへの依存度を下げ、シートヒーター・ステアリングヒーター等を通じて直接的に乗員を暖めることで省電力を実現するとともに、空調制御の最適化を行なって消費電力を抑制(含、AUTO[ECOモード]時以外)した。さらに湿度センサーを採用することでフロントガラスの曇りを検知し、外気取り込みのタイミングをより精密にコントロールできるようになるなど、消費電力の抑制と空調制御の最適化により、実航続距離を延伸させることに成功している。

 装備面では後席シートヒーター、助手席8Wayパワーシート、ブラック塗装のホイールアーチモールをZグレードに標準装備するほか、フラッシュハザードランプ(後方車両への接近警告)を全車に標準装備。さらに必要な機能や装備を厳選し、価格を抑えたGグレードを新設定した。Gグレード(2WD)のWLTC一充電走行距離は567kmとしている。