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フォーミュラE、東京で公道レース初開催 2.582kmの東京ビッグサイトを囲むコースレイアウト発表

2023年10月25日 発表

 フォーミュラEは10月25日、2024年3⽉に開催するフォーミュラE(ABB FIA Formula E 世界選⼿権)シーズン10の東京レースのコースデザインを発表した。

 東京レースのコースは、東京ビッグサイト(東京国際展⽰場)を囲むように設置され、18ターン、2.582kmの難易度の⾼い公道レースとなる。東京の公道が、世界選⼿権や公道レースで使⽤されるのは今回が初めてとしている。

 今回のストリートサーキットは、東京の街並みを背景に3本のストレート、スキルを要するタイトコーナーと⾼速エリアの組み合わせで構成。パドックは東京湾に⾯して設置予定で、チームとドライバーたちがGEN 3 カーの準備をし、戦略を練るガレージが置かれる。

 フォーミュラEを東京で開催することにより、ゼロエミッション⾞(ZEV)の普及を後押しする狙いがあり、ロンドン・ベルリン・メキシコシティなど、世界各地の都市部で開催されるレースと同様、東京においてもアクセスや利便性の⾼い会場で開催されることになる。

 フォーミュラEの共同創設者兼チーフ・チャンピオンシップ・オフィサーのアルベルト・ロンゴ氏は「われわれは、モータースポーツの世界選⼿権として初めて、東京の街でレースを開催できることを光栄に思っております。今回発表された東京のコースは、ドライバーたちにとって、彼らの⾼度なドライビングスキルを披露し、東京のファンに忘れられない体験を提供する絶好の場となるでしょう」とコメントしている。