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アウディ、「A4」「A4アバント」「A5スポーツバック」に限定モデル「Sライン コンペティションプラス」
2023年10月30日 17:14
- 2023年10月30日 発表
RSモデルを彷彿とさせるアグレッシブなスタイリングを採用
アウディ ジャパンは10月30日、「A4」「A4 アバント」「A5 スポーツバック」の限定モデル「S ライン コンペティション プラス（S line competition plus）」を発売した。価格と販売台数は「A4 S ライン コンペティション プラス」が764万円で限定125台、「A4 アバント S ライン コンペティション プラス」が772万円で限定250台、「A5 スポーツバック S ライン コンペティション プラス」のガソリン車が864万円で限定125台、ディーゼル車が838万円で限定125台。
S ライン コンペティション プラスは、歴代のA4、A4 アバント、A5 スポーツバックの中でも最もアグレッシブでスポーティなイメージを持ちつつ、洗練された上質な素材をインテリアに採用するなど、高性能グレード「RS」モデルを彷彿とさせる存在感を実現。
A4とA5 スポーツバック（ガソリン車）のS ライン コンペティション プラスは、高回転を維持したドライビングを楽しめる2.0リッター直噴ガソリンエンジン（TFSI）を搭載し、最大出力265PS、最大トルク370Nmを発生する「45 TFSI クアトロ S ライン」がベース。また、A4 アバントとA5 スポーツバック（ディーゼル車）のS ライン コンペティションプラスは、太いトルクによる余裕のある走りと高い効率・経済性を誇る2.0リッター直噴ディーゼルターボエンジン（TDI）を搭載し、最大出力204PS、最大トルク400Nmを発生する「40 TDI クアトロ S ライン」をベースに用いている。
ガソリン・ディーゼル両エンジンともに、12Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するほか、ベルト駆動のBAS（オルタネータースターター）がクランクシャフトにつながっていて、エネルギー回生とスムーズなエンジン再始動を実現する。このBASは最大5秒間、60Nmの力でエンジンをアシストして、その回生・アシスト効果によって燃費削減を可能とした。
また、AWDクラッチ式quattroシステムの採用により、前輪に常に駆動力を伝えるとともに、AWDクラッチ（電子制御油圧多板クラッチ）によって路面状況に必要なトルクを後輪に分配。システムが4WD走行を不要と判断すると、プロペラシャフトをリアデファレンシャル内のデカップリングクラッチによってリアドライブシャフトを切り離して前輪のみにトルクを配分。これにより走行抵抗を低減し、パワフルな加速感とともに燃費向上も図られている。なお、A4 アバントとA5 スポーツバックのS ライン コンペティションプラスは、エコカー減税の対象として環境性能割および、重量税が免税となる。
3モデルの共通装備として、エクステリアは「ブラックAudi rings＆ブラックスタイリングパッケージ」をベースに、ダークなプライバシーガラスを採用。さらに、ダンピングコントロールスポーツサスペンションが路面状況に応じて減衰力を最適化して、乗り心地と走行性能のバランスを両立。パークアシスト、サラウンドビューカメラ、スマートフォンワイヤレスチャージング/リアシートUSBチャージングを含む「コンフォートパッケージ」を装備し、高い利便性を実現している。インテリアは、ローターグレーのファインナッパレザーを採用し、ブラックを基調としたエクステリアとの調和、大人の品位を感じさせる空間に仕上げている。
共通装備に加えて、A4とA4 アバントには運転席メモリー機能、フロント4ウェイランバーサポートなどを含む「S line plusパッケージ」、ブリリアントブラックにペイントされたルーフ（セダンのみ）とブラックのサイドスカート、遮音性をさらに向上させるアコースティックガラス、リアシートヒーターを採用。また、「コンフォートパッケージ」としてマトリクスLEDライト（フロントダイナミックターンインディケーター）とヘッドライトウォッシャーも装備される。一方、A5 スポーツバックには、マトリクスLEDヘッドライト/アウディレーザーハイビームなどを含む「Audiレーザーライトパッケージ」が装備される。
さらに特別装備として、A4/A4 アバントは、ブラックメタリックの19インチAudi Sport製5アームフラッグデザイングロスアンスラサイトブラックポリッシュトアルミホイール、A5 Sportbackには、20インチAudi Sport製5ツインスポークポリゴンデザインアンスラサイトブラックポリッシュトアルミホイールを採用し、赤くペイントされたブレーキキャリパーで足下の印象を引き締めている。
エクステリアには、ブラックに塗られたリアスポイラー（アバントを除く）とテールパイプトリム、さらにRSモデルと同じくインナーパネルの一部がダークカラーになるRSスタイルのヘッドライトを採用。また、左右リアドア下部にAudi Ringsデカール、ドアを開けた時にS lineの証として「S」ロゴを地面に投影するドアエントリーライトも装備。
ボディカラーは、いずれも限定モデル「RS コンペティション」を彷彿とさせる「アスカリブルーメタリック」を含むラインアップとして、「A4 S ライン コンペティション プラス」「A4 アバント S ライン コンペティション プラス」は3色、「A5 スポーツバック S ライン コンペティション プラス」は4色を設定する。