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ヤマハ、欧州向け「MT-09」をモデルチェンジして「EICMA 2023」に出展 日本で2024年春以降発売予定

2023年11月1日 発表

欧州向け「MT-09」

 ヤマハ発動機は11月1日、欧州向けロードスポーツモデル「MT-09」をモデルチェンジして、ミラノで開催される「EICMA 2023(国際モーターサイクルエキシビション)」に出展すると発表した。「MT-09」の日本での発売は2024年春以降の予定。

 モデルチェンジした「MT-09」の主な変更点は、エンジン懸架を変更して剛性を高める一方、フロント周りの剛性をやや抑え気味にチューニングするなど、より幅広い領域での安定感と軽快さの両立を実現。ブリヂストン製「BATTLAX HYPERSPORT S23」タイヤの採用と、これに連動した前後サスペンションのバネ定数と減衰特性のリセッティング(リアはリンクも変更)、乗車姿勢の自由度に配慮した新ライディングポジションが採用された。

 そのほかにも、新デザインのタンク、新機能を搭載したフラッシャーをはじめとする新設計の灯火類、YRC(ヤマハライドコントロール)やクルーズコントロールシステムなどのライディングアシストテクノロジー、つながる機能搭載の5インチフルカラーTFT メーターやType-CのUSBソケットなどの機能が採用された。

 今回のモデルチェンジで「MT-09」は、従来から提唱してきた"The Rodeo Master"としての乗り味をさらに洗練させ、"The Knight Horse"をコンセプトに開発。デザイン面では、"Torque & Agile"なキャラクターをさらに磨き上げたとしている。

欧州向け「MT-09」