ニュース

ヤマハ、ACC初搭載のスポーツツーリングモデル「TRACER9 GT+」 価格182万6000円

2023年10月6日 発売

182万6000円

TRACER9 GT+

 ヤマハ発動機は、スポーツツーリングモデルの新製品「TRACER9 GT+(トレーサーナイン ジーティープラス)」を10月6日に発売する。価格は182万6000円。

 RACER9 GT+は、「TRACER9 GT」をベースに最新デバイスを織り込んだ同社ツーリングカテゴリーのフラグシップモデル。"The Multirole fighter of the motorcycle with advanced technologies"をコンセプトに、ヤマハモーターサイクル初採用となるACC(アダプティブクルーズコントロール)を搭載するなど高速道路など道中でのライダーの負担軽減を図った。

"ミリ波レーダー"を活用したヤマハ初のアダプティブクルーズコントロール

 ヤマハモーターサイクル初のACCは、高速道路などにおいて設定速度で巡航でき、その状態で先行車両に追いつくと一定の車間を保って追従走行が可能。新採用の"ミリ波レーダー"により、先行車の有無とその車間を検知し、状況に応じて定速巡航・減速・加速の制御を自動的に行なう。

 追従走行時の車間設定は4段階から選択可能。旋回を検知すると車速の上昇を抑え、先行車がいる場合は追従加速度も制限する「旋回アシスト機能」や、ライダーが追い越し車線側へフラッシャーを出し車両が追い越し状態にあると判断すると、通常の車速回復時よりもスムーズに加速する「追い越しアシスト機能」も装備する。

 そのほか、TRACER9 GT+の主な特徴としては、前走車との車間に対しブレーキ入力が不足していると車両が判断したときにブレーキ力をアシストする新型ユニファイドブレーキシステム(ミリ波レーダー連携UBS)、加・減速時いずれもシフトアップ&ダウンに対応する新型クイックシフター(第3世代)、イルミネーションライト装備の新ハンドルスイッチ、スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター(ナビ機能対応)などとなる。

「TRACER9 GT+」ホワイト
「TRACER9 GT+」グレー