日産、国内メーカー初の新サービス「Nissan Message Park」運用開始 運転中にLINEなどメッセージアプリを音声操作で利用可能に

「NissanConnect」会員対象の新サービス「Nissan Message Park」

　日産自動車は12月11日、同社のコネクテッドサービス「NissanConnect」会員対象の新サービス「Nissan Message Park」の運用を開始したと発表した。運転中にスマートフォンに届いたメッセージの確認や返信が、車載機器や音声操作を通じてできるサービスとなり、NissanConnect会員費内で利用でき、利用料金は無料。

「Nissan Message Park」アプリダウンロード開始日は、Android アプリが2023年12月11日、Apple CarPlay用アプリケーションは2024年4月以降にリリース予定。対応するメッセージアプリ（2023年12月11日時点）は、LINE、Messenger、WhatsApp、Slack、Skype、Telegram、Signal、Viber。

　対象車は、「ノート」（2020年12月以降発売モデル）、「スカイライン」（2019年9月以降発売モデル）、「オーラ」（2021年8月以降発売モデル）、「エクストレイル」（2022年7月以降発売モデル）、「フェアレディZ」（2022年8月以降発売モデル）、「セレナ」（2022年12月以降発売モデル）、「リーフ」「アリア」「サクラ」で、ディーラーオプションナビ利用のユーザーは利用することができない。

「Nissan Message Park」の利用の流れは、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、Android Autoと連携させることで、同サービスに対応するメッセージアプリでのメッセージ受信を車内のナビゲ―ション画面上のポップアップ表示や音で通知。そして、受信したメッセージをAndroid Autoと連携したGoogleアシスタントを活用して読み上げ、さらにメッセージへの返信内容の作成や送信も音声操作でできるとしている。

　さまざまなメッセージアプリに対応し、運転中も車内で音声によるメッセージの通知・読み上げ、返信文の作成・送信まで実施できるのは国内自動車メーカーとして初のサービスとしている。