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TOYOTA GAZOO Racing、2024年の国内モータースポーツ参戦体制発表
2023年12月12日 13:56
- 2023年12月12日 発表
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は12月12日、SUPER GT、全日本スーパーフォーミュラ選手権、全日本ラリー選手権、スーパー耐久シリーズといったTGR 2024年の国内モータースポーツ体制を発表した。
「シティサーキット東京ベイ」にて開催されたイベントにはトヨタ自動車代表取締役会長の豊田章男氏、GAZOO Racing Company プレジデントの高橋智也氏、TGRのドライバーが集結。TGRのこれまでの歩み、モータースポーツに取り組む意義、来シーズンへの意気込みが語られた。
TOYOTA GAZOO Racingの2023年シーズンを振り返り、豊田氏は「2023年、われわれTOYOTA GAZOO Racingは8つのタイトルを獲得することができました。モリゾウは『大の負け嫌い』です……。8つのチャンピオンを皆さんが思ってる以上に喜んでおります。めちゃくちゃ嬉しいです! チームのみなさん、ドライバーのみなさん、そしてファンの皆さま、本当にありがとうございました」と、ファンへの感謝の気持を述べた。
SUPER GT
GT500クラスは、2024年も「GRスープラ GT500」で参戦。ドライバーとして福住仁嶺選手と大湯都史樹選手が新加入。トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)を通じ、6チーム・6台に支援を行なう。
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
14号車「ENEOS X PRIME GR Supra」大嶋和也選手/福住仁嶺選手
TGR TEAM WedsSport BANDOH
19号車「WedsSport ADVAN GR Supra」国本雄資選手/阪口晴南選手
TGR TEAM au TOM'S
36号車「au TOM'S GR Supra」坪井翔選手/山下健太選手
TGR TEAM Deloitte TOM'S
37号車「Deloitte TOM'S GR Supra」笹原右京選手/ジュリアーノ・アレジ選手
TGR TEAM KeePer CERUMO
38号車「KeePer CERUMO GR Supra」石浦宏明選手/大湯都史樹選手
TGR TEAM SARD
39号車「DENSO KOBELCO SARD GR Supra」関口雄飛選手/中山雄一選手
全日本スーパーフォーミュラ選手権
全日本スーパーフォーミュラ選手権は、TRD(Toyota Racing Development)より、直列4気筒2.0リッター直噴ガソリンターボエンジン(TRD 01F)を6チーム11台に供給。タイヤは横浜ゴム製のワンメイク。ドライバーは、2023年 FIA F2選手権でシリーズチャンピオンを獲得したテオ・プルシェール選手、福住仁嶺選手、大湯都史樹選手が新加入。
KONDO RACING
3号車:山下健太選手
4号車:小高一斗選手
Kids com Team KCMG
7号車:小林可夢偉選手
8号車:福住仁嶺選手
docomo business ROOKIE
14号車:大嶋和也選手
ITOCHU ENEX TEAM IMPUL
19号車:テオ・プルシェール選手
20号車:国本雄資選手
VANTELIN TEAM TOM'S
36号車:坪井翔選手
37号車:笹原右京選手
VERTEX PARTNERS CERUMO INGING
38号車:阪口晴南選手
39号車:大湯都史樹選手
全日本ラリー選手権
全日本ラリー選手権には、2024年は2023年から引き続き、次世代スポーツ自動変速機(DAT)を搭載したGRヤリスでトップカテゴリーのJN1クラスに参戦。社員が監督、エンジニアおよびメカニックとして参加し、「人材育成」と「もっといいクルマづくり」を実践する。
スーパー耐久シリーズ/ニュルブルクリンクレース
そして、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりや人材育成を目的として国内外の耐久レースに参戦。スーパー耐久シリーズでは、上記の目的に加えて引き続き「意志ある情熱と行動」で、カーボンニュートラル実現に向けた新たな選択肢を広げる挑戦にも取り組んでいく。
海外のニュルブルクリンクでは、NLSシリーズにスポット参戦することでクルマとチームを鍛え、2025年以降のニュルブルクリンク24時間レース参戦に向けた準備を進めていくとしている。
参加プロドライバー
ジュリアーノ・アレジ選手
石浦宏明選手
大嶋和也選手
片岡龍也選手
蒲生尚弥選手
河野駿佑選手
佐々木雅弘選手
坪井翔選手
松井孝允選手
山下健太選手