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ヤマハ、「東京オートサロン」初出展 小型低速EVの汎用プラットフォームなどプロトモデル7種類を展示
2023年12月19日 19:35
- 2023年12月19日 発表
ヤマハ発動機は12月19日、幕張メッセ（千葉県）で2024年1月12日～14日に開催される「東京オートサロン2024」に初出展すると発表した。
同社では、小型低速EVの汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」の開発を行なうとともに、領域を問わない幅広い活用アイデアや共創・協業パートナーの探索を進めていくとして、東京オートサロンでは“小さなEVを、社会を変える力に。”をテーマに、小型低速EV汎用プラットフォーム「YAMAHA MORTOR PLATFORM CONCEPT」など、既存のパートナーとともに開発中のプロトモデル7機種を出展する。
YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPTは、1～2人乗りの低速パーソナルモビリティでの活用を想定したEVプラットフォーム。車体の複数連結やバッテリの複数搭載など、用途によって仕様の変更が可能な高い自由度と汎用性を特徴としている。
プロトモデルの「Concept 310」は、フィッシングボートを搭載するトレーラーの牽引など、マリンレジャー用途に特化した2人乗り電動ユーティリティモビリティ。オリジナルエアサスペンションの装備やスポーツシートなどによるアメリカンカスタムに加え、小型軽量なe-Axleの搭載により高電費を実現している。
プロトモデルの「Concept 580」は、畑地や不整地など多様な路面環境での敏捷な移動性と、スマートな使い勝手を提供する2人乗り電動モビリティ。2人乗車を可能としながら、軽量・コンパクトな設計により優れた電費を実現している。
プロトモデルの「Concept 160」は、モビリティの枠を超えて自由な魅力をまとったミニマムサイズの1人乗りオフロード電動モビリティ。ユニセックスかつ都会的なセンスに加え、自然を愛する気持ちや自由な心を表現したスタイリングを特徴とし、各種機能を備えた発光LEDストライブを装備する。
プロトモデルの「Concept 451」は、作業のパートナーにヤマハらしいエンジョイメントを採り入れ、農地/中山間地での簡単な作業をより軽快で楽しくする、力強さと機動力をあわせ持つ1人乗り電動モビリティ。パワフルな動力性能で、農地や不整地での移動や牽引作業も行なえる。
プロトモデルの「Concept 350」は、風を切る爽快感が味わえるリゾート向け1人乗り電動モビリティ。スタイリッシュなデザインと卓越した操縦安定性に加え、十分な積載スペースによりリゾート施設内での自由な移動を実現している。
プロトモデルの「Concept 682」は、乗る楽しさや所有する喜びを叶えつつ、自分好みのアレンジやカスタムにも応えるホースライド型の4輪駆動電動モビリティ。ヤマハモーターサイクルの系譜を感じさせるカラーリング、カスタムを容易に楽しむことのできるモジュラー構造を特徴としている。
プロトモデルの「Concept 294」は、都市生活における便利でスタイリッシュな移動手段として、幅広い年齢層の新たなライフスタイルにも応える近未来的都市型3輪パーソナル電動モビリティ。北欧風デザインに加え、リーン機能による走行性、IoTの融合による利便性などが特徴となる。
なおヤマハ発動機ブースでは、ジャパンモビリティショー2023に出展したROV（四輪バギー）「YXZ1000R（水素エンジン搭載）」や、12月8日発売の市販モーターサイクル「XSR125 ABS」の展示も行なわれる。