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いすゞ、国内小型トラック初「エルフ スペースキャブ」投入 シート後方スペース300mm拡大
2024年1月23日 12:18
- 2024年1月22日 発売
いすゞ自動車は1月22日、「エルフ」のラインアップに国内小型トラック初となるキャブ後方の室内空間を拡大した「エルフ スペースキャブ」を新たに追加して販売開始した。主要モデルの価格は621万1700円。
「エルフ スペースキャブ」は、標準のキャビンと比較してシートの後方スペースを300mm拡大したことで、居住性と利便性を向上させ、農業から建設業、配送業まで、幅広いユーザーのニーズに応えたモデル。
スペースキャブでは、運転席・助手席のリクライニング角度を最大40度まで大幅に広げ、ドライバーは作業の合間に車内でくつろぐことができ、快適性を向上。また、シート後方のスペースはラゲッジスペースにもなり、精密な工具、衣類や食品など、大切な荷物を雨や汚れから守るようにした。
平ボディでは、標準キャブモデルと同等の荷台フロア長3115mmを確保、キャビン下部は荷台延長に使用することで、キャビンの居住性と荷物の積載性を両立。脚立などの長尺物も荷台鳥居に立てかけることなく積載を可能にした。
いすゞでは、トラックドライバーの労働環境の改善が大きな課題であるなか、その課題に対する解決の一助として、ゆとりのある室内空間を実現した「スペースキャブ」を市場投入。ラインアップには平ボディのほかバンとダンプの架装用シャシを設定し、新しいスペースキャブ市場を拡げていく。