ニュース

ダイハツ「グランマックス」など3車種が型式指定取消 認証不正問題で国交省から行政処分

2024年1月26日 発表

 ダイハツ工業は1月26日、ダイハツ「グランマックス」、トヨタ「タウンエース」、マツダ「ボンゴ」の3車種について国土交通省より型式指定の取消の行政処分を受けたと発表した。

 同社による認証不正問題については、2023年12月20日の第三者委員会の調査結果と今後の対応についての公表以降、国土交通省による立入検査を受けてきたが、型式指定の取消の行政処分を受けた3車種については、判明した不正の中で特に悪質であると判断された。

 同社では「お客様をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様に多大なご迷惑をおかけしておりますことを改めて深くお詫びいたします。国土交通省からの是正命令に続き、今回の型式指定取消しという行政処分を受けたことを真摯に受け止め、認証業務の見直しに留まらず、法令遵守を大前提に、経営、職場風土や文化、適切なモノづくり&コトづくりという3つの観点から改革に取り組み、トヨタの全面的な支援を受けながら、再生に取り組んでまいります」とコメントしている。

 同社では、速やかに、再発防止策をとりまとめ、国土交通省へ、是正命令受領後1カ月以内に報告し、その後の実施状況についても四半期毎に報告していくとしている。