ダイハツ、2月の国内完成車工場稼働について公表 「プロボックス」「ファミリア バン」以外の稼働再開の目処立たず

　ダイハツ工業は1月23日、認証不正問題により1月末まで稼働停止を予定していた国内全完成車工場について、2月以降の稼働について決定した事項について公表した。

　滋賀（竜王）工場 第2地区、ダイハツ九州の大分（中津）第1工場/第2工場、本社（池田）工場 コペンファクトリーの稼働停止期間については、2024年2月16日まで延長。

　京都（大山崎）工場のダイハツ「トール」、トヨタ「ルーミー」、スバル「ジャスティ」の稼働停止期間についても2024年2月16日まで延長される。

　当該工場での生産車種への国土交通省による適合性確認は完了しておらず、2月17日以降の稼働再開の目処は立っていない。

　なお、京都（大山崎）工場のトヨタ「プロボックス」、マツダ「ファミリア バン」の稼働停止期間については、検討中としており、顧客の声、仕入先の準備状況などを踏まえ、総合的に判断するとしている。

　同社では「引き続き、国土交通省の指示に基づき、認証当局立会試験などの必要な対応を行なっていくとともに、当社として、お客さまの日々の生活をお支えするクルマとして、お乗りいただくお客さまに信頼いただけるかを、丁寧に確認してまいります」とコメントしている。