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日産の子守り支援ロボット「イルヨ」発表会 南海キャンディーズ・山里亮太さんも「いないいない、ばぁ」と機能を体験
2024年1月31日 20:24
- 2024年1月31日 発表
日産自動車は1月31日、赤ちゃん本舗との協業で開発した運転中の子守り支援ロボットのコンセプトモデル「イルヨ」を初披露する「イルヨ コンセプトモデル発表会」を開催。スペシャルゲストとして南海キャンディーズの山里亮太さんを招いて、山里さんが「イルヨ」の機能を体験した。
イルヨは、日産と赤ちゃん本舗の協業で開発されたもので、ドライバーと赤ちゃんの2名でドライブするときの、後ろ向きに設置される「チャイルドシートの壁」によって「顔が見えない、あやせない」といった悩みの解決を目指したもの。
発表会では、日産自動車の常務執行役員 神田昌明氏、赤ちゃん本舗の取締役執行役員 谷口もとみ氏が登壇。「イルヨ」が初披露されるとともに、日産の神田氏と赤ちゃん本舗の谷口氏から、機能や開発背景について説明された。
運転中の子守り支援ロボットのコンセプトモデル「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」は、後部座席のチャイルドシート横に設置するロボット「イルヨ」と、運転席横のドリンクホルダーに設置するロボット「ベビーイルヨ」の2体で構成。ドライバーの近くにある「ベビーイルヨ」に特定の言葉を投げかけると、後部座席の「イルヨ」が作動。手を振る動作や、「いないいない、ばあ」などの動きでチャイルドシートに座る赤ちゃんをあやすというもの。
ゲストとして登場した山里さんは、ステージ上に用意された軽自動車「ルークス」の車内で「イルヨ」の機能を体験。「いるよ」「いないいない、ばぁ」「こっちだよ」「お歌を歌うよ」といった4つのウェイクワードに合わせてイルヨが動作して、チャイルドシートに座っている赤ちゃんをあやす様子を体験した。
また、運転席のドライバーに対してはベビーイルヨが、赤ちゃんが寝ているか起きているかを知らせる機能もあり、チャイルドシートに座る赤ちゃんの表情の変化をイルヨがカメラで検知。赤ちゃんの目の開閉を感知するとベビーイルヨも目を開閉する仕組みとなっている。
デモを体感した山里さんは「僕は、この感じでとりあえず箱根までいきたいですね。いや、すごい安心しますし、多分、子供も楽しいだろうなと思って。技術の進歩はすごいですね」などと感想を話した。
イルヨ特別体験会
なお、「日産グローバル本社ギャラリー」「アカチャンホンポ ららぽーと横浜店」ではイルヨの特別体験会を下記スケジュールにて開催。会場では、日産の軽自動車「ルークス」にイルヨを設置。運転席に座ってもらい、実際にイルヨの機能を体験できるようにした。
日産グローバル本社ギャラリー:2024年2月3日〜2月4日開催
〒220-8686
神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
アカチャンホンポ ららぽーと横浜店:2024年2月10日〜2月11日開催
〒224-0053
神奈川県横浜市都筑区池辺4035-1ららぽーと横浜2F